保護者のためのあたらしいインターネットの教科書 おとなの知らないネットの世界

インターネットユーザー協会【編】

• 販売会社／発売会社: 中央経済社
• 発売年月日: 2012/05/01
• JAN: 9784502696206

商品レビュー

2013/04/08

本書は子供を持つ親御さんたちが、「子どもにケータイを持たせるけど大丈夫かな?」などの様々な疑問や、子どもにネットを使わせるときや、ネットにつながる機器を使わせる時に感じることを平易に纏めた物です。

本書を手に取ったきっかけはまったくの気まぐれからでした。僕がインターネットというものにはじめて触れてから、早いものでもう10年以上もの歳月が流れたわけですが、この間に我々とインターネットとのかかわりは大きく変化してきました。いまや、一部の人間のものではなく、社会的なインフラとして誰でもが扱うことができるインターネット。おそらく、今の小学生から、中高生にいたるまで、自分が現役だったころからは想像もできないくらいインターネットやデジタルデバイスを当たり前のように使いこなしているのではないのであろうかと思われます。

で、親世代の人間がどれだけ子供たちにおけるインターネットとのかかわりや利用状況を把握しているのか？仕事などで日常的に使っている方はともかく、まったくわからないという子供を持つ親御さんもいらっしゃるのではないのでしょうか？本書は子供を持つ全ての親御さんたちに向けて、できるだけ平易に語ったものでございまして、これさえ読んでおけば、子供とインターネットとのかかわりについて、一応の概要はつかめることと思います。

その中にはツイッターがいかにして情報が拡散されていく過程や、ニュースなどで報道されていたmobageなどのケータイゲームなどの解説。そういうことにも言及されていて、僕はゲームの類は一切やらないので、そういったところはとても参考になりました。そのほかにも参考になるところは多いと思われるので、子供を持つ親御さんには、ぜひ一度手にとって読んでいただけたら、と思います。

2013/02/18

インターネットがわからない、スマートフォンがわからない。けど、子どもにせがまれて困っている保護者に最適の本。新しい本だし、最新の情報にも対応している。保護者必読の本。

2012/09/11

「保護者のための」とありますが、普段わたしたちが何気なく触れているインターネットについての基本や、見落としがちなこと、失敗してしまいそうなことについて、易しく解説しています。

きちんとしたメディアリテラシーを受けないままにインターネットに触れることになってしまった、当事者である私たちや学生も、読んでおきたい一冊です。