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ブロディーの報告書 岩波文庫
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ブロディーの報告書 岩波文庫

J.L.ボルヘス【作】, 鼓直【訳】

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ブロディーの報告書 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2012/05/18
JAN 9784003279274

ブロディーの報告書

¥605

商品レビュー

3.2

14件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 末期の人間ドラマ
  • アルゼンチン文化
  • 皮肉な結末
  • 宣教師の報告
  • 聞き書きの真実
  • 三角関係の悲劇
  • 歴史的論戦の深淵
  • 土着的視点の再発見
  • 医学生の読み聞かせ
  • 無教養な家族の葛藤

様々な人物の末期を淡々と描くこの作品は、実体験や聞き書きに基づくドラマが味わい深く、読者を引き込みます。特に印象的なエピソードでは、ならず者が共有した女性との三角関係の無惨な結末や、ラテンアメリカ独立運動を象徴する二人の学者の論戦が描かれ、歴史と人間の複雑さが浮き彫りにされています。また、医学生が無教養な一家に読み聞かせを行う「マルコ福音書」では、皮肉な結末が乾いた笑いを誘います。表題作は、宣教師が見聞きした特異な習俗を報告する形で、ボルヘスらしい面白さを持ちつつ、自国文化の非西洋的側面を肯定する内容となっています。全体として、ボルヘスの後期短編集は、幻想的な要素よりも地元の人々の生き様に焦点を当てた作品が多く、アルゼンチンの土着的文脈を再定義しています。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2019/07/16

小説。 乾き、こわばり、血の味、人間の体臭、闇。 『伝奇集』とは違う作家が書いているようだ。 現実を追究しているにもかかわらず、かえって現実から浮遊してしまう。

Posted by ブクログ

2018/11/27

他のアルゼンチン生まれの人とどこかイメージ違うなー、とwiki ってみた所、お父さんがイングランド、お母さんがウルグアイの人なのね。 つらつらと短編を読んでみました。ちょいちょい本人が出てきて、これは創作?昔話? 本文中にグスタフ・マイリンクの「ゴーレム」がサラリと話題にのぼ...

他のアルゼンチン生まれの人とどこかイメージ違うなー、とwiki ってみた所、お父さんがイングランド、お母さんがウルグアイの人なのね。 つらつらと短編を読んでみました。ちょいちょい本人が出てきて、これは創作?昔話? 本文中にグスタフ・マイリンクの「ゴーレム」がサラリと話題にのぼり、あれしかまともなのないと。それは褒めてんだよきっと。 夢の中で夢を見ていると表現していて、ハッとした。 静かなあじわい。

Posted by ブクログ

2018/03/29

様々な人物の末期(まつご)が淡々と叙述されていくところは 山田風太郎『人間臨終図鑑』のようだ。 表題作を除いては幻想的でもメタフィクショナルでもないが、 我々と異なる時代、遠い場所に生まれて死んだ人たちの―― 恐らく多くは作者が 実体験・聞き書きに尾鰭を付けたと思われるドラマが ...

様々な人物の末期(まつご)が淡々と叙述されていくところは 山田風太郎『人間臨終図鑑』のようだ。 表題作を除いては幻想的でもメタフィクショナルでもないが、 我々と異なる時代、遠い場所に生まれて死んだ人たちの―― 恐らく多くは作者が 実体験・聞き書きに尾鰭を付けたと思われるドラマが 味わい深い。 晩年、作風がアッサリしていったのは、 視力の衰え(最終的に失明)から 口述筆記に移行したことと関係があったのだろうか。 以下、特に印象的な作品について。 「じゃま者」  ならず者が暮らす地域に住んでいたニルセン兄弟の逸話。  彼らは一人の女を共有したが……。  自ら招いた三角関係の無残な清算。 「グアヤキル」  それぞれが属するカテゴリの代表的人物である  二人の交渉が全体の動向を左右する、  連動して決定される様が象徴的に綴られ、  ラテンアメリカ独立運動の立役者二人について語る  二人の学者の論戦が描写されている。 「マルコ福音書」  医学生バルタサルは、いとこに誘われ田舎の農場へ。  管理者らは無教養で他人に無関心だったが、  バルタサルが文字を読めない一家のために  読み聞かせを行なうと、  彼らは聖書のマルコ福音書に耳を傾け……。  皮肉で残酷な結末だが、  不思議に乾いた笑いが込み上げてくる。 「ブロディーの報告書」  1839年刊『千一夜物語』第一巻に挟まれていた  宣教師デイビッド・ブロディーの手稿を  スペイン語に翻訳したという体裁のフィクション。  後進地帯で伝道に従事したブロディーが見聞きした  ヤフー族の特異な習俗について。  これはいかにもボルヘスらしい面白さ。

Posted by ブクログ

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