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恋の蛍 山崎富栄と太宰治 光文社文庫
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恋の蛍 山崎富栄と太宰治 光文社文庫

松本侑子【著】

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恋の蛍 山崎富栄と太宰治 光文社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2012/05/10
JAN 9784334764067

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商品レビュー

4.2

9件のお客様レビュー

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2024/08/31

評伝小説とあるが、きっちり取材していて、ドキュメンタリーに近い。 太宰と共に心中した山崎富栄のことは、あまり知らないし、確かに悪く言われがちかも。それは、どうしても太宰側の人間から語られることが多かったからだろう、と。著者はだからこそ、山崎富栄側(富栄とその身近な人達)からの証言...

評伝小説とあるが、きっちり取材していて、ドキュメンタリーに近い。 太宰と共に心中した山崎富栄のことは、あまり知らないし、確かに悪く言われがちかも。それは、どうしても太宰側の人間から語られることが多かったからだろう、と。著者はだからこそ、山崎富栄側(富栄とその身近な人達)からの証言などをひろって、そちら側から書かれたのが、この作品。 美容師だったことは知っていたが、こんなにすごい人だったのか、父親もすごい人だったのだなぁと、初めて知った。読み進めていくうちに、山崎富栄がとても魅力的だった人だと感じる。(それは、著者の力もあるだろうけど) けれど、太宰と出会ってからの彼女は、どうしてしまったのだろう。 太宰を贔屓目で見てしまうのはしかたないにしても、太宰と出会ってからの物語を読んでいると、ますます太宰が魅力的になり、一方、山崎富栄を嫌悪したくなる。 いや、そんなに尽くすなら、太宰を救ってあげて、とさえ、思ってしまう。(まぁ、それは無理ってものでしょうけど…) そして残された、山崎富栄の父と母のことを思うと…。 それにしてもやはり、太宰治はすごい作家だなぁと思い、久しぶりに読みたくなる。

Posted by ブクログ

2024/04/30

 心中未遂を繰り返す太宰治と、最期を遂げた山崎富栄の生涯を、綿密な取材をもとに小説として書き上げた力作。着物姿で島田髷を結った表紙の写真が有名なので、遊女だの、芸者だの、酒場の女だのと、何かと彼女を卑しめたい後世の輩は言うが、これは当時の未婚の女性が正装をしたときの典型的な姿であ...

 心中未遂を繰り返す太宰治と、最期を遂げた山崎富栄の生涯を、綿密な取材をもとに小説として書き上げた力作。着物姿で島田髷を結った表紙の写真が有名なので、遊女だの、芸者だの、酒場の女だのと、何かと彼女を卑しめたい後世の輩は言うが、これは当時の未婚の女性が正装をしたときの典型的な姿であって、美容学校のモデルをつとめたときの写真。太宰の作家仲間が、太宰の死後、彼女を悪し様に言ったため、今でも、太宰を死に追いやった悪女というイメージが一般的なようだけど、違うのだ、実際は。太宰が甘ちゃんだっただけなのだ。  文学の力というものを、まざまざと見せつけた本だ。

Posted by ブクログ

2023/01/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

第29回新田次郎文学賞受賞作 太宰治の最後、山崎富栄との玉川上水への入水自殺。 そこに至る経緯を、徹底的に取材して書かれている。 今まで、山崎富栄という女性を ただ太宰治と最後に死んだ女性としてだけ知っていた。 しかもその面影は、日本髪に和服の楚々とした美人。 なんとなく、太宰のそれまでの経歴から カフェの女給さんとか芸者さんとかだと思っていた。 ところが、実際は全く違った! よく使われる日本髪の写真は、 冨栄が18歳(亡くなる10年前)の写真で、 日本髪のモデルをした時の写真だった。 というのも、富栄の父親は美容洋裁学校の創立者で 立派な教育者、成功した実業家だったからで、 富栄はその後継者となるべき人物だった。 富栄自身も、美容師としての立派な経歴をもつ テキパキとしたキャリアウーマンだったのだ。 そんな富栄さんが、どうしてあんな最後を? 不思議さがすごく膨らんだ。 関東大震災、その後の第二次世界大戦という 大きな歴史的不幸が関係している、と言えば大げさか 大震災でまず学校が焼失するという1回目の悲劇 戦争でさらにパーマを含め事業ができなくなる悲劇 富栄自身も、結婚後1週間で夫が出征しそのまま他界する これらの不幸がなければ、きっとあんな最後はなかった と思う。 人間失格で見るように、 ずっと不安定だったらしい太宰治と違って 富栄は合理的で、積極的で、実力のある女性だったはず それが、太宰の才能を支えるという一念からなのか、 人を一途に恋する不思議な力のせいなのか、 太宰を最後まで支えるために、一緒に死ぬという。 不思議で、不思議で、 私には全然理解できなかった。 ますます謎が深まってしまった。 それが「恋」なのだろうか?

Posted by ブクログ