- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 文庫
漱石の長襦袢 文春文庫
定価 ¥693
220円 定価より473円(68%)おトク
獲得ポイント2P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
11/27(水)~12/2(月)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2012/05/10 |
JAN | 9784167801939 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
11/27(水)~12/2(月)
- 書籍
- 文庫
漱石の長襦袢
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
漱石の長襦袢
¥220
在庫あり
商品レビュー
3.6
7件のお客様レビュー
「半藤末利子」が祖父「夏目漱石」について語った歴史エッセイ『漱石の長襦袢』を読みました。 夫である「半藤一利」の『漱石先生お久しぶりです』、『漱石俳句探偵帖』、『漱石先生大いに笑う』に続き「夏目漱石」関連作品です。 -----story------------- 孫娘が語る「...
「半藤末利子」が祖父「夏目漱石」について語った歴史エッセイ『漱石の長襦袢』を読みました。 夫である「半藤一利」の『漱石先生お久しぶりです』、『漱石俳句探偵帖』、『漱石先生大いに笑う』に続き「夏目漱石」関連作品です。 -----story------------- 孫娘が語る「夏目漱石」と「鏡子」 「夏目漱石」の悪妻として聞こえていた妻「鏡子」。 しかし実際の姿はどうだったのか。 全国にあまたある文学館の中に「漱石文学館」がないのはなぜか ― 「漱石夫妻」の長女として生まれた「筆子」を母に持つ著者が“やさしくて厳しいリアリストの目”で綴った35篇のエッセイ集。 「漱石」誕生百年に際して発表された「筆子」の原稿も収録。 ----------------------- 歴史探偵「半藤一利」の妻「半藤末利子」が、祖父「夏目漱石」や祖母「鏡子」のハラハラドキドキの事実を綴った作品、、、 「夏目漱石」の、没後100年[2016年(平成28年)]、生誕150年[2017年(平成29年)]の記念読書第4弾です。 ■この本の登場人物と著者との関係 ■夏目漱石と岡田啓介の親戚関係 ■第1章 ロンドンからの手紙 中根家の四姉妹、ロンドンからの手紙 ほか ■第2章 漱石の長襦袢 まぼろしの漱石文学館、漱石の長襦袢 ほか ■第3章 子規の庭 ソーセキ君、子規の庭 ほか ■第4章 漱石山房の復元 漱石山房の復元、漱石の修善寺 ほか ■第5章 呉の海軍墓地 『星の王子さま』の会、昭和史散歩 ほか ■あとがき ■文庫本のためのあとがき ■初出一覧 ■解説 池内紀 「夏目漱石」がイギリス留学からの帰国後の一時期に神経を病んでおり(神経衰弱)で家族に手をあげるまでの状況だったことや、妻「鏡子」は度が外れて豪胆な性格だったが、世間から言われているような悪妻というような存在ではなかったことは、初めて知りましたね、、、 また、木曜会等を通じて「夏目漱石」にべったりだった門下生たち(特に古参の門下生)の、借りた金を返さない、戦災から守るという尤もらしい理由で蔵書を持ち出す等、恩を仇で返すような所作を生々しく名前入りで批判する等、はっきりと自己主張したさばさばした文体は、或る意味、心地良かったですね… ここまで描いて大丈夫なのか、ちょっと心配になりましたけどね。 著者が「夏目漱石」の孫ということもあり、この見方が正しいのかどうかはわからないので、全てを鵜呑みにはできませんが、新しい発見があり愉しめた作品でした。
Posted by
ラジオで小川洋子さんが紹介されていました 漱石の孫 お母さまが長女筆子 重いでしょうね やはり親族ならではのエピソードが面白かった 後半は著者のエッセイ ≪ 虫干しが厄介なのよ長襦袢 ≫
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前半が漱石にまつわる文、後半はエッセイ集。 漱石に関しては、著者の母親(漱石の長女)の著作や、聞き書きの中から、家族のみが知る漱石像が描かれている。 巻末には、母親・筆子自身の文章も収録。 漱石の住まいだった『漱石山房』の保存についてのいきさつは、父親で漱石の弟子でもあった松岡譲氏の著作をもとに、こちらも、家族のみが知る込み入ったいきさつが描かれている。
Posted by