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技師は数字を愛しすぎた 創元推理文庫
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技師は数字を愛しすぎた 創元推理文庫

ピエール・ボワロー(著者), トマ・ナルスジャック(著者), 大久保和郎(訳者)

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技師は数字を愛しすぎた 創元推理文庫

定価 ¥1,034

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2012/04/28
JAN 9784488141073

技師は数字を愛しすぎた

¥330

商品レビュー

2.5

2件のお客様レビュー

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2012/06/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

フランスのミステリ作家ボワロ&ナルスジャックの長編ミステリ。 原子力施設で技師が殺害され、パリを破滅させられる核燃料チューブが盗み出された…という「24」みたいな設定で、4つの不可能犯罪が描かれる。 4つの事件の状況はいずれも似通っているのに、トリックがそれぞれ微妙に異なっているのが面白い。ただ一つ一つのトリックは地味で見覚えのあるものばかりなので、本格ミステリとしてはやや不満。

Posted by ブクログ

2012/05/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

原子力研究所で一人の技師が殺害され、金庫からは核燃料チューブがなくなっていた。 しかも殺人現場には誰も来ず、誰も出ていない。 密室状況から忽然と消えた殺人者だけでなく、パリを壊滅させる威力を持つ核燃料チューブも追わなければいけなくなり、殺人犯探しと核燃料チューブによる脅威の2つがマルイユ警部を悩ませます。 ネタバレ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第一の殺人事件、第二の殺人未遂事件、第三の不法侵入事件、第四の殺人事件、どれも監視の目が光る密室状況の中で犯人が十数秒のうちに忽然と消えるという謎が魅力的です。同じ状況で何度も犯人を取り逃ちゃうマルイユ警部が不憫。 状況を考えるとトリックと犯人は分かりやすく、だとすると核燃料チューブ盗難によるスパイ説などのミスリードはあまり効果を発揮していません。 後半は殺人者探しとトリックばかりにマルイユ警部が頭を悩ませており、核燃料チューブの存在感が薄くなってきたな、と思った所で突然発見されるので拍子抜けでした。 人々のパニックや緊迫感もイマイチで、結果核燃料チューブのサスペンスも殺人事件の犯人探しも平凡になってしまった気がします。 決して退屈だったわけではなく展開がはやくてスイスイと楽しく読めた小説でした。

Posted by ブクログ

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