1,800円以上の注文で送料無料

ホワイトウォー 青い十字の旗の下に 改訂版
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍
  • 1221-09-01

ホワイトウォー 青い十字の旗の下に 改訂版

大久保公雄(著者)

追加する に追加する

ホワイトウォー 青い十字の旗の下に 改訂版

定価 ¥1,540

220 定価より1,320円(85%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文芸社
発売年月日 2012/05/01
JAN 9784286119267

ホワイトウォー 青い十字の旗の下に 改訂版

¥220

商品レビュー

3

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2017/08/20

スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、フィンランド。日本の 出版物では「北欧」で一緒にまとめられてしまう国々。 そんな4カ国が第二次世界大戦をどのように戦ったかを描いた 作品を読んだのをきっかけに、それぞれの国の独立した作品 を探していた。 古書店で見つけて迷わずに購入した。...

スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、フィンランド。日本の 出版物では「北欧」で一緒にまとめられてしまう国々。 そんな4カ国が第二次世界大戦をどのように戦ったかを描いた 作品を読んだのをきっかけに、それぞれの国の独立した作品 を探していた。 古書店で見つけて迷わずに購入した。でも、戦史じゃなかった。 勿論、フィンランドは実際に大国ソ連を相手に戦った。だが、 本書はその史実を元にした戦争フィクションだった。ちょっと 残念。 1939年8月。ソ連は勢力圏拡大の為にバルト三国とフィンランド へ無茶な要求を突きつける。 バルト三国を軍事力で制圧した後、フィンランドへも「国境線、変 えてくんない?そのかわりに役に立たない土地をあげるから。 いいよね?こっちは強大な軍隊があるよ。言うことを聞かないと どうなるか分かっているよね?」と脅しをかける。 フィンランド側代表も出来る限りの譲歩をするが、これまでの 国の歩みのなかでスウェーデンとソ連という大国の間で蹂躙 され、やっと独立を果たしたフィンランドはソ連の言い分をその まま受け入れることは出来なかった。 そして、1939年11月。両国の戦争の火ぶたが切って落とされる。 ふんっ。こんなちっぽけな国、わずかな時間で征服してやるっ! ソ連の思惑をよそに武器も人材も圧倒的に少ないフィンランドは 善戦を展開する。しかし、それは最終的には屈辱的な講和条約 を結ばざるを得ない結末となるのだが…。 一応、冬戦争の概要は知っていたので「ここは史実。これは創作」 と区別が出来るところもあるんだけれど、やたらとフィンランド兵の 会話の中に日本のことが出て来るのはどうなのよ? トーゴー・ビール(都市伝説って言われている)をはじめ、東郷平八郎 や乃木希典の名前まで出しちゃって。 ロンドン大空襲やパリ陥落みたいに大きく取り上げられることのない、 北欧の小国の戦いを大雑把に知るにはいいかも。 その後、継続戦争もあるんだけど今度は両方の戦記を探そう。 何かあるかなぁ。

Posted by ブクログ