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家族ずっと
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家族ずっと

森浩美【著】

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家族ずっと

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2012/04/19
JAN 9784575237672

家族ずっと

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商品レビュー

3.8

14件のお客様レビュー

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2024/08/24

家族の短編集 どの話も情景が浮かんで、様々な問題をかかえているけれども最後は小さな光が見えてよかった。 父ちゃんとホットドッグ 病床でホットドッグが食べたいと言う父 酒乱で嫌っていた父と幼い頃に食べに行ったエピソード。ほろっとした

Posted by ブクログ

2018/10/12

家族シリーズ第五段。中高大の入試問題にこのシリーズが使われているそう。試験対策で読む家族シリーズを子供達はどのように受け止めているのだろうか。

Posted by ブクログ

2018/02/28

8話からなる短編集。 わかり合えているのに、少しの言葉の綾から、確執を持ってしまった家族。 ずっと過ごしてきたからわかり合える何気ない共通の思い出に、そのこだわっていた確執の塊も氷解していく。 「父ちゃんのホットドッグ」等、親も子供も遠慮の思いが、砂の混じったホットドッグが、今の...

8話からなる短編集。 わかり合えているのに、少しの言葉の綾から、確執を持ってしまった家族。 ずっと過ごしてきたからわかり合える何気ない共通の思い出に、そのこだわっていた確執の塊も氷解していく。 「父ちゃんのホットドッグ」等、親も子供も遠慮の思いが、砂の混じったホットドッグが、今の病室で食べる1/2のホットドッグが、心も温まる美味しい物へ変化して行く。 「ピンクのカーネッション」も後妻に入ったが、母親としての子供への配慮と、実母と継母の違いを受けとめきれない娘のボタンの掛け違えが、母親への似顔絵でやっと親子になれる。 「だめもと」では父親と、娘2人の旅行で話。 成長していく娘たちと、父親への距離感をどう近づけるか? だめもとと、言う言葉が、ぴったし! 「裏窓の食卓」一人娘が結婚して、初孫も見れたのに、妻が先に逝ってしまって、一人残された男が、裏窓から聞こえて来る、お母さんと幼い子供の夕食の会話に、聞きほれて、自分も一緒に食卓に居る気分に浸る。そして、疎通になっていた娘への連絡をしてみて、家族の絆の糸をつなぐのである。 「埋め合わせ」三代続く開業医の次男に生まれて、兄と比較されながら、医師となった男が地方の病院へと、、、 そこで掃除係だった老人と、話をして、医師を希望していた息子が交通事故で無くしたことを知る。 医師として働く息子を想像して、お茶の差し入れをくれた老人の思いが、伝わって来る。 「ぶかっこうなおにぎり」父と娘の幼き日の運動会で、父が、握ってくれた不揃いなおにぎりをみんなのひやかしで、食べれなかった思い出。大人になり、一人で、仕事に悪戦している娘の所に泊まりに来た父親が、作ったものは、心あったまるおにぎりと、いつまでも気に掛けているいる事や親は子供の幸せを一番に考えているという手紙であった。 「サンタ夫婦」子供の学校で、サンタが、いるのか?いないのか?論争で、父親は、息子に、サンタが居ると教える。 其のことで夫婦喧嘩になり、父親は実家へと、、、、 すわ、離婚へと発展か? でも、やはり、子は、かすがい! 元のさやにおさまって、めでたしめでたし! やはり、何でも言いきれるところ、そして、少し、確執や、反抗期のあった時間等、家族だから、わかる話が、満載! 森浩美氏の描く家族像は、それぞれの家庭の家族お描写が、楽しく描かれていると、思う。

Posted by ブクログ

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