北欧雑貨と暮らす 北欧を代表するデザイナーたち NEKO MOOK

ネコ・パブリッシング

• 販売会社／発売会社: ネコ・パブリッシング
• 発売年月日: 2012/04/28
• JAN: 9784777012664

商品レビュー

2012/09/25

この手の本を眺めていると幸せな気分になる。ちょっと元気も出てくる。
そこで早速、本書の新店情報を頼りに出かけてみた。

「イッタラ松屋銀座」

イッタラ（行ったら）って、決してダジャレではないけれど。

イッタラはフィンランドの、北欧を代表するテーブル＆リビングウェアブランドだ。
他にもアラビア社やムーミンなどの器もあり、見ているだけでも愉しい店だった。
会計中の女性客が店員さんに
「この棚の器は全部揃いました」と話しかけていて、微笑ましかった。

北欧は冬が長い。寒くて外に出られない期間が長いので、家庭の雑貨類にまで安らぎを求めてきた歴史があるようだ。厳しい環境が愉しい、素敵な雑貨を生み出すデザイナーとなったんだなと思いを馳せた。

松屋銀座のこの「イッタラ」の隣には「デザイナー・コレクション」があり、こちらも雑貨好きなら必見のコーナー。
私が好きなのは柳宗理のもの。
その日は、「３分クッキングの大きなスプーン」をたまたま発見し、即購入した。多くの料理番組で使われているのを見ていて、ずっと欲しかったものだった。

注目はもうひと売り場あった。
「マーガレット・ハウエル」の愛用雑貨を集めた売り場。
狭いながらも、雑誌で見ていたものがあれこれ並んでいて嬉しくなった。

また少したったら、商品の入れ替えもあるだろうし、覗いてみたい。