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きみが見つける物語 十代のための新名作 運命の出会い編 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2012/04/25 |
JAN | 9784041001936 |
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きみが見つける物語 十代のための新名作 運命の出会い編
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商品レビュー
3.6
13件のお客様レビュー
多分私は「運命」って言葉に弱いんだと思う。刺さる話がすごく多かった。とくに好きなのは、角田光代さんの「世界の果ての先」。自分にとって運命の人でも相手にとってはそうじゃないのかも、ということを現実として突きつけられる瞬間の苦しさや痛みが綺麗に書かれていて、電車のシーンはとても強く心...
多分私は「運命」って言葉に弱いんだと思う。刺さる話がすごく多かった。とくに好きなのは、角田光代さんの「世界の果ての先」。自分にとって運命の人でも相手にとってはそうじゃないのかも、ということを現実として突きつけられる瞬間の苦しさや痛みが綺麗に書かれていて、電車のシーンはとても強く心に残りました。あさのあつこさんの「薄桃色の一瞬に」は、女の子同士の複雑な感情、言葉にできない想い、思春期の葛藤がこれでもかというぐらい詰め込まれてました。何度も読み返したくなる本です。
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登場人物が死ぬ話が多いのと、ホテルに男女が行く話があるので、小学校図書室不適。児童文学の作者多かっただけに、残念。 「世界の果ての先」角田光代 結婚するならユキオと決めていた幼なじみ。しかし、両親のゴタゴタで、ユキオと、行ったことのない静岡の駅に行きーー。そのあたりのエピソードと...
登場人物が死ぬ話が多いのと、ホテルに男女が行く話があるので、小学校図書室不適。児童文学の作者多かっただけに、残念。 「世界の果ての先」角田光代 結婚するならユキオと決めていた幼なじみ。しかし、両親のゴタゴタで、ユキオと、行ったことのない静岡の駅に行きーー。そのあたりのエピソードとタイトルがリンクして、切なく良かった。 「薄桃色の一瞬に」あさのあつこ 藍子と絵美のこの時期ならの友情。藍子の秘密がありそうな様子が描かれるが、割れたように話が終わるところが、あまり好きではなかった。途中までよかったのに。主人公の絵が好きなところが、好きな男子バレのエピソードに使われるとこは○。 「電話かかってこないかな」笹生陽子 バンド活動してて、イケメンの三木は高校中退してぶらぶらしている。そんなとき昔の同級生からバイトめいた東京デート誘い来て、誰だかわからずいくとなんと、あの月の森。バイト代はミントが作った物を売って稼いだお金だったし、色々楽しんだからっていうとこはよかったな。これの話でやったことが小学校では不適かと。 「赤土を爆走」魚住直子 いじめられている桐子がたまたまカッター持っていたことで切れキャラ扱いになり、エスカレートしていく。桐子が心の救いにしている写真集もたまたま見かけた人に手紙だしてやることも、ラストにカッターナイフで起こることも、暗い、救いようのない話で自分の好みではなかった。 「十九の頃」椰月美智子 加藤さんとの恋の話。あわく、切なく語られる。こっちのラストのほうが、薄桃色の時より話に意味がある感じがしたが、話の終わりとしては好きじゃなかった。本当にそうなったら、自分だと辛いから思い出さないようにして忘れてしまうと思う。 「17レボリューション」森絵都 17の誕生日に自分を変えるために親友のイヅモと絶交する。自分を変えて出会った世界、巨乳キャラが端々に生きているとこや、イヅモのキャラのよさと、ラストがとてもキラキラしていていい。二つの世界がそこで交わるところも。
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死ぬな殺すな、それはとてもつらい。 森絵都さんの話が好きだけど、でもなんだか感覚が古いかもしれないと感じるのも確かで。 古いから好きなのかもしれないね。 ふわっとしてる笹生さんのお話もいい感じだと思う。 実は性的には一番過激なのかもしれないが。 どこで彼の気持ちが動いていくのか読...
死ぬな殺すな、それはとてもつらい。 森絵都さんの話が好きだけど、でもなんだか感覚が古いかもしれないと感じるのも確かで。 古いから好きなのかもしれないね。 ふわっとしてる笹生さんのお話もいい感じだと思う。 実は性的には一番過激なのかもしれないが。 どこで彼の気持ちが動いていくのか読み切れなくて、それは私の読解力が足りないのかもしれないけど、その読み切れないところが好きな気もする。
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