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平尾誠二【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2012/04/18
JAN 9784569801650

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商品レビュー

3.6

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2024/06/11

(2013/4/10) 伏見工業3年で高校日本一、同志社大学で学生日本選手権3連覇、神鋼で社会人、日本選手権7連覇と、 ラグビー界で常に華やかな位置にいた平尾誠二氏。 なんとキャプテンをした国内試合で負けたのは同志社VS新日鉄釜石の日本選手権一試合だけという。凄い。 そんな平尾も...

(2013/4/10) 伏見工業3年で高校日本一、同志社大学で学生日本選手権3連覇、神鋼で社会人、日本選手権7連覇と、 ラグビー界で常に華やかな位置にいた平尾誠二氏。 なんとキャプテンをした国内試合で負けたのは同志社VS新日鉄釜石の日本選手権一試合だけという。凄い。 そんな平尾も、若くしてラグビー日本代表監督となり、改革を試みるも既得権益を持つ諸先輩に阻まれ、 中途半端な状態で1999年のワールドカップに臨み、3戦全敗。 華やかなラグビー経歴がここで止まり、以後は神鋼のGMなど務めるものの、ラグビー界では必ずしも日の当たる場所にいない。 そんな平尾氏が昨年著したこの本、日本ラグビー協会でも特にとりあげないほど。 注目度は低かったが、手にとって読んでみた。 結論。素晴らしい本。 常に日本ラグビーの最高峰にいた男が、いかに厳しくラグビーに向き合ってきたか、 そしてその男から見て、いかに今の世の中の風潮がおかしいかを、的確に表している。 嘆いている。 理不尽をなくそうとするのはおかしいと。 スパイラルアップする理不尽の中で人は成長するのだと。 目次がそれを端的に表している。 第1章 理不尽によって人は鍛えられる 第2章 リーダーとして理不尽な状況をいかに乗り越えるか 第3章 理不尽をどのように与えるか 第4章 理不尽は、決してなくならない 第5章 ひとりでは無理でも、チームであれば乗り越えられる 第6章 孤独に耐えてこそ、乗り越えられる 第7章 理不尽が人を成長させる 「嫌いな人間は星一徹」から始まる。 平尾といえば、いつも冷静で、合理的で、、、というイメージがあり、 そのイメージ通りなのが「嫌いな人間は星一徹」なわけだが、 その平尾をして、理不尽が大事、というのだ。 世の中そんなもの。環境を一番いいものにするなんてできっこない。 なにかしら制約がある環境でなにかをしなくてはいけない。 それが今は何かというと環境のせい。 社長がワンマンだから、上司があほだから、部下が無能だから、、、 言いだしたらきりがない。 その中で自分がどうするか、だ。どこまでできるか、だ。 それを今は、環境が悪ければ国のせいにして、国が対応できなければ金を巻きあげる、 みたいなことが横行している。補償金として。役人もそれを仕事として生きているところがある。 税金を使う権限のような形で。 そんなことをして世の中が回るわけがない。 人間同志が生きる中でそれぞれのエゴがぶつかり、最高の環境なんて作れるわけがない。 その中でどう自立し生きていくか、なのだ。 そこに税金が介在してもうまくいくわけがない。 (だから私は減税賛成、小さな政府賛成、医療費削減年金削減賛成です。といってアメリカがいいというわけではないからややこしいが もう何もできない老人を高額医療費で生かし、さらに年金を与える、というのは、納税する側から考えれば不合理すぎる 年収数百万で病気もできず結婚もできず子供も産めずにいる若者が、上記の見知らぬ者のために税金を払うというのは、 社会モラル的にもおかしい) 著者の趣旨とは少し外れたが、 生きていく上で理不尽はつきもの。 それをどう乗り越え、自立するか。コヴィーの世界でもある。 平尾氏という超一流の人間が訴えるこの本、非常に共感する。 もっと多くの人に読んでもらいたい。

Posted by ブクログ

2024/01/20

TVで実話化された平尾さんのドラマを見た。 平尾さんの事は名前と顔を知ってる程度で、私はiPS細胞の山中先生ファンなので、それを目当てに見たのである。 ドラマで病魔に侵された平尾さんが「理不尽を楽しめ」と言った。その言葉に、私は凄く心を揺さぶられた。 本書でも書かれているが、...

TVで実話化された平尾さんのドラマを見た。 平尾さんの事は名前と顔を知ってる程度で、私はiPS細胞の山中先生ファンなので、それを目当てに見たのである。 ドラマで病魔に侵された平尾さんが「理不尽を楽しめ」と言った。その言葉に、私は凄く心を揺さぶられた。 本書でも書かれているが、世の中は理不尽で溢れているし、世の中はフェアではない。でも、それを嘆いていても仕方がない。凄く説得力のある言葉だ。 前向きな平尾さんの言葉に元気をもらった。 天国の平尾さんありがとう‼️

Posted by ブクログ

2023/10/05

~闘い、乗り越え、強くなる~ 「お前たち、水飲むな!」 と、ラグビー部の先輩の怒号が高校のグランドに響く。 「罰として、あとグランド3周!走れ、走れ!」 僕達は、渋々走り出す。罰とは、先輩に挨拶がない(気づかなかっただけ…)、練習に遅刻した(補習が延びただけ…)、気合が足...

~闘い、乗り越え、強くなる~ 「お前たち、水飲むな!」 と、ラグビー部の先輩の怒号が高校のグランドに響く。 「罰として、あとグランド3周!走れ、走れ!」 僕達は、渋々走り出す。罰とは、先輩に挨拶がない(気づかなかっただけ…)、練習に遅刻した(補習が延びただけ…)、気合が足りない(先輩の機嫌が悪いだけ…)等々の理由で、僕達は日々走っていた。今となれば信じ難いことだが、練習中の「水を飲むな」「罰として鍛える」は昭和のスポーツ界の定番だった。 「よっしゃ!走ろう!」 僕達は再び走りだすが、交代で隠れてトイレに行って水を飲んでいた(笑)。 こうやって高校の3年間ラグビーボールを追いかけた。 そもそも、ラグビーは理不尽極まりないスポーツの最たるものである。15人対15人で戦う陣取り合戦でボールを相手のゴール内に置けば「トライ」となり得点をもらう。しかし、ボールを前にパスしてはいけないという理不尽なルールがある。サッカーやバスケットは、ボールを前にパスして陣地を攻める。 だが、ラグビーはボールを後ろに投げながら前に進むという、わざわざ面倒なことをさせる。さらに、ボールが丸くない。楕円形なのだ。どこに転がるかわかからない。自分の方に転がれば幸運、相手に転がれば不運。やっぱり、理不尽。 しかし、「理不尽だからおもしろい」と、本書の著者・平尾誠二は逆説的に語っている。 彼は、日本で最も有名なラグビー選手と言っても過言ではない。伏見工業高校で花園ラグビー大会優勝、同志社で大学選手権三連覇、神戸製鋼で7年連続日本一。その後、日本代表の監督も務めた。ラグビー界のスーパースターで、ラガーマンであるノーベル賞学者の山中伸弥博士も彼を尊敬し、親交があったのは有名な話だ。同世代の僕達もずっと彼の後ろ姿を追っていたが、残念ながら53歳で鬼籍に。 平尾曰く、人間は理不尽を背負って生まれてくる。人は平等に生まれてこない。生まれてくる国や親は選べない。天賦の才能に恵まれるのは一握り。生きてゆく上でふりかかる理不尽な出来事はいくらでもある。だからと言って、僕達は、理不尽を嘆き、一生愚痴を言って生きるべきではないと、平尾は本書で熱く語っている。理不尽を経験すればするほど人は強くなり、理不尽を乗り越えたところに人生の喜びがある、と。 「やっぱ、平尾、かっこいい!」と、本書を繰り返し読み勇気づけられ僕達は、ラガーマンの端くれとして生きてきた。僕は医療分野、チームメイトは金融業、小売業、交通産業等のそれぞれの業界で理不尽と闘いながら頑張ってきた。 今年、僕達はラグビーワールドカップで日本代表を応援している。僕達とは高校時代のチームメイト4人。積立貯金をして還暦修学旅行と銘打って、フランスで日本代表を応援する。もちろん赤と白の縞のラグビージャージと、本書をスーツケースに入れてゆく。平尾誠二の熱い魂と共に応援したい。 「走れ、前へ、ジャパン!」 (※以上は2023年9月24日掲載の長崎新聞記事「この本読んでみた!」を再編集したものです。) 【追伸】スタジアムの多くのフランスの人たちは、胸に桜のエンブレル(ラグビー日本代表「BRAVE BLOSSOMS」)のユニフォーム着て応援してくれた。イングランドに惜敗したけど、これからも応援してゆきたい。

Posted by ブクログ

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