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起終点駅

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2012/04/18 |
JAN | 9784093863186 |


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商品レビュー
3.7
101件のお客様レビュー
私の好きな北海道を舞台にした6編からなる短編、表題作の起終点駅に出てくる国選しかやらない男やもめの弁護士が新聞の切り抜きの料理を作るというくだりがなかなか良かったです。いろいろな人生の起点終点を描いたお話しにあなたも考えてみて下さい。
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短編集で、これまたいろんな人のいろんな人生を覗き見させてもらった。孤独で、やるせなくて、側から見たら悲しい人生の中にも、その人なりの人との繋がりとか心の拠り所みたいなものがある。あー、「哀」という言葉が似合うなぁ。 桜木紫乃作品にしては、読了感の少ないお話だったかも。桜木節だぁ〜...
短編集で、これまたいろんな人のいろんな人生を覗き見させてもらった。孤独で、やるせなくて、側から見たら悲しい人生の中にも、その人なりの人との繋がりとか心の拠り所みたいなものがある。あー、「哀」という言葉が似合うなぁ。 桜木紫乃作品にしては、読了感の少ないお話だったかも。桜木節だぁ〜っていう、コレコレ!感に出会えなかったというか…。
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北海道の美しい情景描写と、ままならない運命に翻弄される登場人物の生き様が調和し、桜木紫乃さんの世界にどっぷり浸らせて頂きました。 無縁をテーマに描かれた6つの短編。何故こんなことにと、孤独で明るくはない濃い人生。しかし、後半に向かって眩しくなってくるのが桜木さんの魅力だと思う。 ...
北海道の美しい情景描写と、ままならない運命に翻弄される登場人物の生き様が調和し、桜木紫乃さんの世界にどっぷり浸らせて頂きました。 無縁をテーマに描かれた6つの短編。何故こんなことにと、孤独で明るくはない濃い人生。しかし、後半に向かって眩しくなってくるのが桜木さんの魅力だと思う。 印象的だったのは表題作と、「たたかいにやぶれて咲けよ」。 起終点駅は、ホテルローヤルより前に映画化されていたとのこと。それを知って読むと頭の中により映像が浮かび、佐藤浩市さん一色だった。多分映画を見ても同じ風景が広がるのでは。 「たたかいにやぶれて咲けよ」は今までの作品と違う雰囲気を感じました。ストーリー性というよりミツを通しての生き方の指標のような。 「ふたりだけどひとりだった、ひとりだけれど、ふたりだった」このセリフを何度も読み返し、自分と重なるところがあり胸が熱くなりました。ミツのいいつけには涙腺が緩む。 桜木さんが描く女性たちは、姿は変わっていても、強くて覚悟を決めている。そこに心を付き、そんな風になれたら、と思う。 人生には失敗や、様々な別れがあり、もう駄目だと行き止まりにも感じることがある。実際これの繰り返しではないか。しかし、その終点が起点でもあると。綺麗ごとに聞こえるかもしれないけれど、前を向いて(と自分に言い聞かせる)。 自分の孤独を大事に。 今まで読んだ中でも、寄り添われた感じがして、しみじみしてしまった一冊でした。
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