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レネット 金色の林檎 講談社青い鳥文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2012/04/14 |
JAN | 9784062852845 |
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
なんだか切なかった。素直になれない気持ちもすごくわかるし、それを後悔していた気持ちもすごく共感できた。でも、爽やかな終わり方で希望の持てるラストだった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本を読む、ということーとりわけ物語(小説)を読むということは、普通の日々の中ではなかなか伺いしれない人の深い思いを知ることなのだな、とこの本に出会ってあらためて思った。事故で兄を失った11歳の女の子、海歌の家族が、ある夏、ロシアからセリョージャという13歳の少年を1ケ月だけ預かる。セリョージャは、チェルノブイリ原発事故による放射能の影響で弱った体の保養に来たのだ。海歌は複雑な思いに揺れ、セリョージャに対して冷たい態度を取ってしまうが、その後20歳になるまでの9年もの間、この夏の体験を大事に胸にしまう。兄をなくしたつらさから、お互いを傷つけるしか術がなかった父と母、そして海歌。そんな中、セリョージャの存在は希望だった。しかしセリョージャの帰国後、母と海歌は父を残して住み慣れた家を出て行く。9年後、再会した父の9年間の思いにぐっときた。‘
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