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リベラルな秩序か帝国か(上) アメリカと世界政治の行方
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リベラルな秩序か帝国か(上) アメリカと世界政治の行方

G.ジョンアイケンベリー【著】, 細谷雄一【監訳】

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リベラルな秩序か帝国か(上) アメリカと世界政治の行方

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 勁草書房
発売年月日 2012/04/09
JAN 9784326351589

リベラルな秩序か帝国か(上)

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2013/04/19

国家は相互に制約される制度のなかに自らを結びつけることによって、潜在的脅威や戦略的対立に対処する。制度には、「拘束」や「固定化」という潜在的な機能があるために、このような重要性を持つことができる。国家は、通常、他国と協力する一方で、拘束から解放されることも可能となるように、自らの...

国家は相互に制約される制度のなかに自らを結びつけることによって、潜在的脅威や戦略的対立に対処する。制度には、「拘束」や「固定化」という潜在的な機能があるために、このような重要性を持つことができる。国家は、通常、他国と協力する一方で、拘束から解放されることも可能となるように、自らの選択肢を残そうとする。だが相互拘束を受ける国家は、まったく反対のことを行う。すなわち、そこから撤退することが困難となるような安全保障や、政治および経済の長期的なコミットメントをかたちづくるのである。(中略)拘束的なメカニズムの例としては、条約、制度と結びついた国際機関、共同管理責任、対外関係について合意された基準や原則などがある。(中略)相互拘束は、同盟以外の制度においても明らかなものである。国家は共同の政策決定の中に固定化され、深く根差した制度的協力の形式に組み込まれる。制度的な相互拘束の取り決めがはじめて意味を持つのは、国際的な制度やレジームが国家の行動を律するような自立した影響力を持ち得る場合である。』

Posted by ブクログ

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