かわいい自転車でゆく街さんぽ。

旅行・レジャー・スポーツ

• 販売会社／発売会社: 成美堂出版
• 発売年月日: 2011/02/19
• JAN: 9784415109138

商品レビュー

2011/06/24

アクティブな女性をターゲットにした、自転車散歩のガイド本。

スイーツにパン、雑貨屋、アート巡り。テイクアウトのお弁当を公園や水辺で食べるのもいいなあ。そして、カフェでひと休みも良さそうだ。

自転車女子向けのムックだけれど、男子が参考にしたって十分に楽しめそうなコースが並ぶ。コースは東京だけでなく、鎌倉、横浜、京都、大阪まである。東京は７コース。　
　1.代々木八幡〜三軒茶屋
　2.恵比寿〜代官山〜中目黒
　3.二子玉川〜等々力
　4.根津〜日暮里〜上野
　5.有楽町〜日比谷（皇居外苑）
　6.西荻窪〜吉祥寺
　7.浅草橋〜田原町〜浅草

本書のコースをそのまま走らなくても、参考にして自分なりのコースを考えるのも楽しそうだ。

これから暑い夏。問題は体力と気力だ。梅雨ということもあって、このところは、つい車で遊びに行ってしまう。でも、梅雨が明けたら、自転車で走りたい。
おすすめ自転車カタログがあるけれど、女性におすすめする自転車は本当にどれもかわいい。特にミニベロ（小径車）はかわいいし、なんたって色がきれいだ。おしゃれを気にする女子が選ぶのもよくわかる。日常的に自転車に乗る女子に、本格的なロードバイクやマウンテンバイクを選ぶ人は少ない。スモールバイクか、せいぜいクロスバイクまでが多い。男と違うのはここで、女子の場合、性能より使い勝手重視。それにファッション性がなければ駄目なんだよね。男の私は、もう何年も前に散歩用の折りたたみ自転車を買ったものの、なかなか走り出せないでいる。本書を見ていてその理由がわかった。もっと柔軟な自転車の選び方をしていたら違ったかもと。つまり、性能ばかりを重視して自転車を選ぶと、あとで合わないという場合もあるということだ。

そんな私でも、今の自転車にさすがにもう慣れた。あとは、気力と体力だけだ。疲れてしまったら、帰りは折りたたんで電車でもいいや。