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検証 大阪の教育改革 いま、何が起こっているのか 岩波ブックレット833
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2012/04/09 |
JAN | 9784002708331 |
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検証 大阪の教育改革
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商品レビュー
3.5
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本書は橋下徹氏の教育改革について批判的立場で論じたものである。 筆者は橋下氏の教育改革について、「『無反省な新自由主義』と『むき出しの新保守主義』が合体したものだと位置づけることができる p56」としている。前者はイギリスでの失敗例があるにも関わらず、後者は国家主義の過度な強調...
本書は橋下徹氏の教育改革について批判的立場で論じたものである。 筆者は橋下氏の教育改革について、「『無反省な新自由主義』と『むき出しの新保守主義』が合体したものだと位置づけることができる p56」としている。前者はイギリスでの失敗例があるにも関わらず、後者は国家主義の過度な強調という形で、それぞれ推し進めているのが橋下氏の教育改革というわけだ。それに対して筆者は、伝統的に大阪では障害者や外国人も含めて多様性に基づいた教育がなされているのであり、その伝統を壊すのではなく、それを踏まえた上で教育改革を考える必要があると主張する。 また、批判的立場で書かれているという点は考慮しなければならないものの、橋下氏の教育改革について簡潔にまとめられていたので、それについて知りたいと思っていた自分の希望は叶えられた。維新の会が出した条例案と最終的な妥結案との相違点など、そのおおまかな流れが掴める。 それにしても、大阪の学校が(在日韓国人に限定せず)在日外国人や障害者に寛容であるという事実には驚いた。問題はその良さを引き継いで、いかに新たな教育を構築していくかだ。グローバルの人材育成や学力に一辺倒なるのは確かに問題だが、大阪府民の学力・モラルなどに問題がないわけではない(大阪の街はやはりマナーが悪いと個人的には思う)。 ではどうするのか?大阪の教育が上手くいっているとはお世辞にも言えない気がするのだが、そこをどうするのか?紙面上の制約もあるし本書の趣旨も新たな意見の提示ではないのかもしれないが、その具体的方策・提案が是非とも聞きたいところ。
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著者は、教育社会学等を専門分野とする大阪大学大学院教授。本書は、橋下大阪府知事(現大阪市長)と大阪維新の会が打ち出した「職員基本条例案」と「教育基本条例案」―特に後者に対して教育学の立場から批判的に検討を加えたもの。筆者は、橋下教育改革の特徴を「無反省な新自由主義」と「むき出しの...
著者は、教育社会学等を専門分野とする大阪大学大学院教授。本書は、橋下大阪府知事(現大阪市長)と大阪維新の会が打ち出した「職員基本条例案」と「教育基本条例案」―特に後者に対して教育学の立場から批判的に検討を加えたもの。筆者は、橋下教育改革の特徴を「無反省な新自由主義」と「むき出しの新保守主義」の合体したものと位置付ける。しかも、筆者が警鐘を鳴らすように、事はけっして大阪だけの問題ではない。日本の将来の、そして何よりも子どもたちのために、私たちは今、ほんとうに真剣に教育の問題を考えなければならないだろう。
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大阪の教育に突如としてもたらされた「橋下旋風」によって、大阪にどのような影響があっかについてコンパクトにまとめられた本。大阪の教育の「伝統的スタンス」のキーワードは「公正」という概念だという指摘は面白かった。
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