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美しき一日の終わり
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2012/04/07 |
JAN | 9784062175128 |
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美しき一日の終わり
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商品レビュー
4.1
26件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この小説で一番不思議だったのは、どう考えても姉弟の間にあるのはお互いへの恋愛感情なのを周りの人たち(姉弟の父親と姉の母親で弟の継母、姉の夫や娘、弟のふたりの妻)は気付いているのに、誰一人として声高に「それは良くないことだ」や「気持ち悪い」みたいに責め立てたりする人が居ないことでした。 言外に匂わせるみたいのは母親からしかなかった。姉の夫は義弟に嫉妬したり、弟の妻は「お姉さんには敵わないな」と弟と別れてしまったりする。でも罵倒されて方が寧ろ楽、みたいなのは弟の二人目の妻も言ってた。罵倒されたら、あぁもう赦されないんだな、と覚悟が出来るのに、、、 姉・美妙と弟・秋雨は自分の恋心を深い愛情へとじっくり熟成させ、安保闘争や2000年問題などが起こりつつ月日は流れ、たくさんの家族を喪いながら、年老いていく。 まもなく取り壊される事になった生家でふたりは最後の日を過ごす。 置いていく家族の象徴として「虫の声が着信音の携帯」があるのでしょうが、置いていくときの言葉が素敵。 静かなラストでした。ふたり一緒ならもう、なにも怖くない。
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ある日、父が家に連れてきた少年は秋雨と名乗り、美妙より七つ年下の異母弟であった。 それから五十余年、互いへの思いを心の奥底に秘め、それぞれの人生を歩んだ二人は、取り壊しの決まった、古い家で再会する。 ともに暮らした幼い日々をなつかしみながら、長い歳月を慈しむように来し方を語り始め...
ある日、父が家に連れてきた少年は秋雨と名乗り、美妙より七つ年下の異母弟であった。 それから五十余年、互いへの思いを心の奥底に秘め、それぞれの人生を歩んだ二人は、取り壊しの決まった、古い家で再会する。 ともに暮らした幼い日々をなつかしみながら、長い歳月を慈しむように来し方を語り始めた。 (アマゾンより引用) 最後どういうこと?? 死ぬの??
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この物語の結末は……暗く悲しいものなのでしょうか?(人に聞くw)長い年月、想いを口に出さずに、それぞれの道を歩む二人の苦しい恋心には、共感出来たけど、、設定の異母兄妹には『う~~ん』て感じかな。私は隆哉さんに感情移入しちゃいました。心、自分に在らずと分かっていながら最後まで優しか...
この物語の結末は……暗く悲しいものなのでしょうか?(人に聞くw)長い年月、想いを口に出さずに、それぞれの道を歩む二人の苦しい恋心には、共感出来たけど、、設定の異母兄妹には『う~~ん』て感じかな。私は隆哉さんに感情移入しちゃいました。心、自分に在らずと分かっていながら最後まで優しかった。昭和の時代の言葉綺麗な文章は良かったです。『もう、いいよね』に長い長い時を感じました。
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