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まるまる動物記(1) アフタヌーンKC
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2012/04/06 |
JAN | 9784063878172 |
- コミック
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まるまる動物記(1)
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まるまる動物記(1)
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
>紫外線光の加わった世界が一体どんなものなのか私達には理解できないが、鳥たちにはそれが普通なのだ。 >鳥は網膜に光を感じる4種類の視細胞があり、ヒトは1~3種類、大部分の哺乳類は2種類しかもっていないのだ。 という、SF短編の名手による動物あれこれ解説漫画。 人間の視細胞も、...
>紫外線光の加わった世界が一体どんなものなのか私達には理解できないが、鳥たちにはそれが普通なのだ。 >鳥は網膜に光を感じる4種類の視細胞があり、ヒトは1~3種類、大部分の哺乳類は2種類しかもっていないのだ。 という、SF短編の名手による動物あれこれ解説漫画。 人間の視細胞も、カエルと同じで動かない物を見ることができない、と知っていましたか? 動物の視覚ニューロンは同じ刺激が続くと(消費エネルギー節約のため)反応をやめてしまうので、なんと人間は自分の眼球を小刻みに動かして神経が刺激に慣れるのを防いでいるそうなのです。なんとも遠回りというか、進化は場当たり的だというのを立証するようなお話ですね。 短編でこういう、へ~っとなる話題がいっぱい載っています。それぞれ長編にでも出来そうな濃厚な うんちく が詰め込まれていて、1話ごとに生物学者の解説が付いていて、読み応えあることこの上なしです。 鳥の色覚のお話だったり、カエルが動かないものを見ることが出来なかったり、トラ柄は何故トラ柄になったのかの考察だったり、アブラムシがおしりから出す甘露という甘い物質をめぐるあれこれだったり、話題は縦横無尽で飽きることがない。 解説も面白いけど、マンガの内容を否定するようなことも多くて、そんなん言うならはじめっから監修に入ってよ…と思うものです。解説の先生のせいではないけど。
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SF作品に昇華出来そうなネタが、生態説明とイマジネーションで終わってしまっていてなんか惜しい。発想力は健在か。「空の果てのはなし」は「アフター0」として扱ってもいいくらい。
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マンガとして読む時間以上に解説が読み応えがあります。それにしてもワンテーマでの短編がやっぱりのこ作者の得意分野なんだなぁと思いますね。
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