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山をはしる 1200日間山伏の旅
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 亜紀書房 |
発売年月日 | 2012/03/30 |
JAN | 9784750512020 |
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山をはしる
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
(借.新宿区立図書館) 格闘技系写真家による山岳修行記。吉野大峯奥駆修行がメイン。他に八海山、羅臼岳、富士山。現代の修験(山伏)を知る参考になる。
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副題から1200日間山伏として山中で修行を続けた話と想像したが,そうではなかった.写真家の著者の三年あまりにわたる体験取材記録と言った方が近いか.ただし傍観者の目ではなくて,精神的にもかなり入れこんでいる.そこが好みを分けるかもしれない.当たり前だが普通の登山とはかなり趣がちがっ...
副題から1200日間山伏として山中で修行を続けた話と想像したが,そうではなかった.写真家の著者の三年あまりにわたる体験取材記録と言った方が近いか.ただし傍観者の目ではなくて,精神的にもかなり入れこんでいる.そこが好みを分けるかもしれない.当たり前だが普通の登山とはかなり趣がちがって,苦行を乗り越えることに主眼がある.日本にスポーツとしての登山が入ってくる前の時代を彷彿とさせる. この本には4つの旅=修行がおさめられていて,そのうち「大峯奥駈修行」と「富士山冬山行」だけを読んだ.前者は八日間の記録だが120ページもあって,ちょっと長さを感じてしまった.それが全部読まなかった理由.
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和歌山生まれの格闘技好き、フォトジャーナリストは、母親の死後、縁あって修験道、山伏になる。ジャーナリストとして日本の明峰にもアタック。とにかく「走る禅」は、人間ワザを超えるものに近づくのだ。追体験はできないけれど、読むだけでもなんだか山の霊気の中をつっぱしっていく速度が感じられた...
和歌山生まれの格闘技好き、フォトジャーナリストは、母親の死後、縁あって修験道、山伏になる。ジャーナリストとして日本の明峰にもアタック。とにかく「走る禅」は、人間ワザを超えるものに近づくのだ。追体験はできないけれど、読むだけでもなんだか山の霊気の中をつっぱしっていく速度が感じられた。大いなるものに近づくひとつの修業。
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