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2014年日本再浮上 デフレ克服で投資元年がやってくる
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2014年日本再浮上 デフレ克服で投資元年がやってくる

若林栄四【著】

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2014年日本再浮上 デフレ克服で投資元年がやってくる

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ビジネス社
発売年月日 2012/03/24
JAN 9784828416632

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2012/06/03

数年以内に日本経済が好転すると予測する人がいますが、それをチャートから解析する方法を採用しているのは、私の知る限りではこの本の著者である若林氏のみです。為替や株式の価格は経済状況というよりも、トレンドにより決定されるというのは興味ある考え方で、彼によれば今までの変動もほぼ正確に当...

数年以内に日本経済が好転すると予測する人がいますが、それをチャートから解析する方法を採用しているのは、私の知る限りではこの本の著者である若林氏のみです。為替や株式の価格は経済状況というよりも、トレンドにより決定されるというのは興味ある考え方で、彼によれば今までの変動もほぼ正確に当てているようです。 若林氏によれば、数年以内にデフレが克服されて、円安と日本株上昇が来るそうです。1ドル60円を宣言していた副島氏も最近の著書では、その考え方を少し変えたようなので、将来的には円安に向かうのでしょうか。 今までは何も考えずに円預金をしてきた人が資産を保全・運用できたと言われますが、これからはその方針を変える必要があるのでしょうか。自分の方針を決めるためにも各々の人が主張する考え方の根拠を理解していきたいと思いました。 しかし金投資が有効であるというのは、若林氏も明言していて、これだけは確実のようですね。 以下は気になったポイントです。 ・一般的にはインフレによって円安が進むと考えられているが、マーケットに即した観点からいうと逆で、円安が進むことによってインフレが醸成される(p20) ・デフレ時代は現金を持っているだけでその価値が上がる状態なので、現金の保持=キャピタルがキャピタルを生む状態であるので、投資は難しい(p23) ・購買力平価に基づくと、将来的にはドル円相場が、限りなく1ドル=0円に近づいていく(p38) ・相場には相場の自律性がある、経済の変数ではない、相場の構造にフォーカスした学問=相場学が必要になる(p41) ・2014.4-7月から世界経済の流れが劇的に変化し、世界がデフレ気味に沈む中で日本のみがインフレになる(p47) ・黄金分割の重要数字として、62,162,262,424及びその半分の数字である、31,81,131,212がある(p52) ・ユーロ相場の起点になるのは、1968年の金二重価格導入で、ユーロの前身たる丸くが切りあがった(p58) ・次のドル高円安のタイミングは、1998年(1ドル=147円)の16年後の 2014年となり1ドル=135円程度(p61) ・金利が高いとは、インフレ率が高いから金利が高い、インフレ率が高いとはその通貨の価値が日々減価していること(p65) ・1973年10月が、現在に至る原油相場のトレンドの起点、そこから40年半後が2014年4月(p71) ・日本経済の動きを読むに当たり、その起点となるのは 1949年5月の東証再開、そこから40年7か月後の1989年12月には最高価格となっている(p79) ・日本株は2014年に多少の下落を見た後に、2015年から急上昇していくはず、2003年4月の大底から13年半が経過した2016年以降、2027年くらいまでが最良の期間(p89) ・デフレ期には冴えなかった内需型産業(サービス、情報通信、金融、証券、小売)に注目、各業種の1-2位の企業株がポイント(p94) ・韓国企業の台頭の隠された要因として、1)ウォン安、2)労働者たちの過酷な長時間労働がある(p100) ・アメリカの株価は1932年に大底、今回の危機はそれから81年目でありハーフサイクルである、本物の危機は162年目にあたる 2094年となる(p134) ・ユーロ発足により加盟国にはすべて同じ金利が適用となったが、その水準はドイツやフランスには適性であっても、ギリシアやポルトガルには低すぎる=実力以上に資金調達ができることを意味した(p159) ・ドイツの銀行はギリシア国債を大量に抱え込んでいるので、ギリシアの財政破綻で困るのはドイツの銀行(p162) ・1968年3月のマルク切り上げの起点から40年4か月の2008年7月に、ユーロ最高値をつけた後に、そこから162か月=13年半は下降局面になる(p172) ・2012年初頭に1ユーロ100円割れがあればユーロは「買い」である(p184) ・金は今後、最も有望な投資の選択肢の一つである、1オンス=681ドルの底値をつけた2008.10が起点、13年半後に当たる2022年頃まで金は暴騰する、その前に2017年2月に底を迎えるので注意(p194) ・1オンス=6000ドルのプライスが実現したとき、円安(180円)になっていることを考慮すると、2022年には金価格は、グラム3万2000円になる可能性がある(p198) 2012年6月3日作成

Posted by ブクログ

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