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危険な歴史書 「古史古伝」と「偽書」の謎を読む
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危険な歴史書 「古史古伝」と「偽書」の謎を読む
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ヒトラーとシオンの議定書の関係性を知りたく借りてみた。 序章とシオンの議定書部分の章を読み、ほかは速読。 古史古伝は偽物であっても、 そこには真実と偽造の混在、勝者によって都合よくもみ消されてしまった敗者の側の情報などが含まれる。 よって、実際に書かれている内容が真実でなくとも...
ヒトラーとシオンの議定書の関係性を知りたく借りてみた。 序章とシオンの議定書部分の章を読み、ほかは速読。 古史古伝は偽物であっても、 そこには真実と偽造の混在、勝者によって都合よくもみ消されてしまった敗者の側の情報などが含まれる。 よって、実際に書かれている内容が真実でなくとも、「なぜこの文書が書かれたか」を探ることには意味がある。 そもそも日本書紀や古事記といった正当な古文書も、 勝者による意図的な編纂やその時代ごとに書き写された際の追加や欠落などが含まられる地学化学複数の文献との突き合わせや、地理、科学等による実証、口伝や伝承、伝統などとの照合が必要になることに変わりはない。 批判的に見ていく必要性はどんな古文書にも必要だ。 (一部引用)ーーー 流動する資本と世界を攪拌するその脱国境的性質への恐怖は、市場原理のグローバル化の時代に、慣れ親しんだ生活の在り方を外部から侵す実体に仮託される。 日本における反ユダヤ主義が、時に中国恐怖症などの「異名」を持つことはもっと注目されてよいだろう。 ーーーーーーーー 現代日本における反ユダヤ主義というのは、 ユダヤ主義というよりも、漠然とした犯人捜しでしかないように感じる。 結局、大半がキリスト教徒でもなく、また体制や権力者への嫌悪感を根源的に持たない日本人には反ユダヤ主義を深く理解できないはずだ。 ユダヤ教とキリスト教の双方の教義を知ったうえで、さらに自分たちの苦しい境遇の中で彼らが悪者だと喧伝されない限り、理解は深まらない。 そのような環境の中でユダヤ陰謀論に染まるのは、他人の悪意のある言説に踊らされているとしか言えない。
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多様な視線から古史古伝の検証や考察をしてくれて楽しい。偽書は偽書で背景なんかを考えると非常におもしろいですね。でも小説家の方々が書いた記事はいらねえんじゃねえかなあ……退屈で読み飛ばしてしまった。第一章と付録の古史古伝目録は便利ダナー
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