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ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ ハヤカワ文庫NV
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ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ ハヤカワ文庫NV

ジョンル・カレ【著】, 村上博基【訳】

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ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ ハヤカワ文庫NV

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2012/03/24
JAN 9784150412531

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ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ

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商品レビュー

3.8

60件のお客様レビュー

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2025/11/15

静謐な策略が巡るスパイもの。難しいけど、愛の話と捉えれば単純。ビルとジムの愚かさと愛おしさ。ビルは、ジムを片割れだと言うのなら、西側に徹すれば良かったのに。ジムは、あんな男なんて捨てて生きれば良かったのに。

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2025/10/05

英国情報部(サーカス)の中枢に潜むソ連の二重スパイを探せ。 引退生活から呼び戻された元情報部員スマイリーは、困難な任務を託された。二重スパイはかつての仇敵、ソ連情報部のカーラが操っているという。スマイリーは膨大な記録を調べ、関係者の証言を集めて核心に迫る。やがて明かされる裏切者の...

英国情報部(サーカス)の中枢に潜むソ連の二重スパイを探せ。 引退生活から呼び戻された元情報部員スマイリーは、困難な任務を託された。二重スパイはかつての仇敵、ソ連情報部のカーラが操っているという。スマイリーは膨大な記録を調べ、関係者の証言を集めて核心に迫る。やがて明かされる裏切者の正体とは? スマイリーと、カーラの宿命の対決を描き、スパイ小説の頂点を極めた三部作の第一弾。著者の序文を付した新薬版。

Posted by ブクログ

2025/07/20

再読。 組織内部にいる誰が裏切者の「もぐら」かを探すという要素が、やや難解である本小説にキャッチーさを提供しており、スパイとスパイ組織を主役としながらもミステリーで一番おいしいフーダニットの箇所を味わえるように出来ている。とはいえ、犯人を突き止める方法は、ひたすら資料を読み漁り、...

再読。 組織内部にいる誰が裏切者の「もぐら」かを探すという要素が、やや難解である本小説にキャッチーさを提供しており、スパイとスパイ組織を主役としながらもミステリーで一番おいしいフーダニットの箇所を味わえるように出来ている。とはいえ、犯人を突き止める方法は、ひたすら資料を読み漁り、軽いカマをかけつつ対話によって推論を行う調査であるため、ジェームズ・ボンドのような派手派手しいアクションはほぼ無く、抑制された文体も相まって一見すると地味。また、時制を入れ替え、ときたま視点人物が変わる点も本書の難易度を少なからず上げている要因で、挫折ポイントとなりえるかと思う。 しかし含蓄と哀愁のある文章は二度三度の読書に容易に耐えうる強度を持ち、噛めば噛むほどにただよう憂色を愛おしく感じられることだろう。 東西冷戦こそがスパイたちを生き生きと動かす花形の時代だったとするならば、すでに半世紀近くが経過し世界の対立構造が一変した後では「遠い時代」の物語といった印象を持たれてもおかしくはない。だが、個々の愛国心や民族として自己を規定すること、国と個人。組織と個人。こういった本書で扱われるテーマは時代を超えて普遍的――むしろ抑え込まれた歪みが武力行使という形で表出してしまった現代だからこそ、より意味を持つ様に見え、悲しみを覚えつつも改めて古びない作品であることを実感した。個人と組織の力関係を描くことによって、「国」や「体制」という、より大きな存在により個人が犠牲となる非対称な構図。ル・カレが本書で突いたこの矛盾は、警鐘となっていまこの時も、そしてこの先も響き続けることだろう。 また、一歩引いて見てみると、本書は人間の性とも言える部分が描かれていると思う。状況を支配する能力を得て、それを行使することにより世界を動かす陶酔。その快楽が屈しがたいものであることは容易に想像できる。そういった人の性。どうしようも無さ。しかしだからこそ、それに対しどうしても、どうしようもなく、共感をおぼえてしまう自分がいる。 そうして信じたものが粉々に砕かれながら、ル・カレは最後に一筋の希望を残す。失われた何かを取り戻すのではなく、また別の地点から生まれた小さな萌芽を残すという形で。張り詰め、ひりついた空気の中、置き土産のように置かれたその希望に、作者の想いを、優しさを感じ、少し心が安らいだ。

Posted by ブクログ