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私の銀座 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2012/03/29 |
JAN | 9784101361819 |
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私の銀座
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商品レビュー
3.5
13件のお客様レビュー
1955年(昭和30年)に創刊された銀座のタウン誌「銀座百点」には毎号、各界の有名人によるエッセイが掲載されており、本書は、1957〜2010年というロングスパンの中から、厳選されたエッセイ集。 執筆者は、作家、映画監督、俳優、役者、漫画家など、錚々たる面々、計60名。 昭和世代...
1955年(昭和30年)に創刊された銀座のタウン誌「銀座百点」には毎号、各界の有名人によるエッセイが掲載されており、本書は、1957〜2010年というロングスパンの中から、厳選されたエッセイ集。 執筆者は、作家、映画監督、俳優、役者、漫画家など、錚々たる面々、計60名。 昭和世代の一般人から見る銀座は、他の街には代えることの出来ない特別なハレのオトナの街。それは著名人からみても、やはりそう思える場所らしい。 著名人故に所謂自慢話で終わる内容のものは少なく、それぞれの視点から語られる銀座のイメージ、町並み、思い出の数々が語られる。 なお、タイトル及び出典元からして、当然、銀座に纏わる内容ばかり…。と思いきや、中には全く関係ないものもチラホラ。ただ、そういうのは大体は大御所クラスによるものだけれども、それはそれで大御所ならではの読み応えのあるものだったり。
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とても面白い!豪華すぎる!必読です。 三島由紀夫→銀座の街並みについての考察が1961年のものとは思えないほど先見の明に満ちています。 大江健三郎→小説は難解で、私の読解力では読めないのですが、エッセイがこんなにユーモアたっぷりとは。 遠藤周作→エッセイの枠を超えて、もはや...
とても面白い!豪華すぎる!必読です。 三島由紀夫→銀座の街並みについての考察が1961年のものとは思えないほど先見の明に満ちています。 大江健三郎→小説は難解で、私の読解力では読めないのですが、エッセイがこんなにユーモアたっぷりとは。 遠藤周作→エッセイの枠を超えて、もはやショート・ショートです。 淀川長治→銀座のお店情報が興味深い。 向田邦子→澤地久枝先生とお友達だったことを初めて知りました。 城山三郎→せっかちな人だったなんて、意外でした。 植村直己→「母が亡くなって、気がかりなことが減った」って…。冒険家はやっぱり違うわ。 北杜夫→「銀座百点」にこんなキタナイ話を載せるところがさすがです(笑)。 村上春樹→若い頃の村上春樹の文章が瑞々しすぎる! 戸田奈津子→意訳の話。「ブラボー」についての話。勉強になります。 宮本輝→爆笑しました。この本のなかで一番好きなエッセイでした。 松本幸四郎→楽屋泥棒の話。 小林カツ代→お嬢様だったと初めて知りました。この人生、朝ドラになりそう。 児玉清→ターシャ・テューダーが同年代だと。児玉清のほうが若い感じがしますね。児玉さんの謙虚さを感じるエッセイでした。 町田康→ここでも町田節!やっぱり好き。 佐野史郎→文章が上手くて驚きました。
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タウン誌 銀座百点 「私の銀座」1957年〜2010年 アンソロジー エッセイを書く面々が凄いので「銀座とは何か」みたいな論評も期待したが、期待外れだった。 有名作家たちの豪遊とか、行きつけの店とか、昔の銀座の姿とか の話も聞きたかったが、これも期待外れだった。散歩とブランド...
タウン誌 銀座百点 「私の銀座」1957年〜2010年 アンソロジー エッセイを書く面々が凄いので「銀座とは何か」みたいな論評も期待したが、期待外れだった。 有名作家たちの豪遊とか、行きつけの店とか、昔の銀座の姿とか の話も聞きたかったが、これも期待外れだった。散歩とブランド力のエッセイばかりで 印象に残らなかった。 立川談志が銀座のクラブで稼ぎまくった話は 面白かった。それにしても クラブで 寄席をやって 落語を聞く客いるのだろうか? 作家じゃない人のエッセイの方が 「銀座とは何か」の示唆があって 印象に残る *淀川長治「商人と客に心のつながりがある銀座」 *三國連太郎「銀座に孤舟を繋ぐ故園の心を感じる」 *水野真紀 「人間から欲が消えない限り、銀座は変化し続ける」 城山三郎 「銀座をジャランジャランで歩く」オノマトペ的な言葉に驚いた。ブラブラというより、ジャランジャランといった感覚で歩き、立ち止まり、しゃべり、楽しむ銀座。
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