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国境越え
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2012/03/22 |
JAN | 9784103456209 |
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国境越え
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商品レビュー
2.8
5件のお客様レビュー
これまで撮った旅の写真に対して物語を添えた本。物語ながらシーナさんの体験をもとにしており、シーナファン的には夢なのか現なのかフシギな感覚に陥るのです
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シーナ隊長の公式Webサイト「椎名誠 旅する文学館」のコンテンツの一つに「椎名誠の仕事 聞き手目黒考二」というのがある。隊長の全著作について、順を追って、その裏話を目黒さんがきくというスタイル。週一回更新されるこのページをいつも楽しみにしている。ほかに「思えばたくさん書いてきた」...
シーナ隊長の公式Webサイト「椎名誠 旅する文学館」のコンテンツの一つに「椎名誠の仕事 聞き手目黒考二」というのがある。隊長の全著作について、順を追って、その裏話を目黒さんがきくというスタイル。週一回更新されるこのページをいつも楽しみにしている。ほかに「思えばたくさん書いてきた」というタイトルの全著作リストがあり、「自著を語る」というコメント付きのもあるのだが、目黒さんとの対談の方がずっとおもしろい。 目黒さん、もう全然遠慮がない。「これは駄作」「ここがダメ」とか平気で言う。対する隊長も隊長で「忘れた」とか「そんなこと書いてたかなあ」とか、脱力感満載。敬愛してやまないこのお二人の掛け合いを、そばで聞いているような気持ちになって、実に楽しいのである。 基本的に一回で一作ずつ。「たくさん書いてきた」隊長のこと、ずいぶん長く続いているけれど、だんだん現在に近づいてきた。出ていることも知らなかったこの本が少し前に話題になっていて、おもしろそうだったので読んでみた。まったく著作が多いので、ぬるいファンは追いかけきれないのです。 短篇中篇合わせて五篇。私小説のようでもあり、そうでないようでもあり、そこらへんは曖昧だ。下敷きになっている体験を知っている読者は、フィルムのネガを見るような不思議な感覚が味わえる。精力的で豪快なポジに対して、こちらはちょっとダークで暗い官能の気配が立ちこめている。椎名さんにしては異色と言えるかもしれない。 ただ、私小説でも「哀愁の街に霧が降るのだ」や「岳物語」とは違った系列の一連の作品(「黄金時代」など)には、陰翳の深いものがあることや、椎名SFの多くが決して明るい雰囲気のものではないことが示しているように、こういう傾向も椎名さんの重要な側面だと思う。わたしはこっちも好きだ。
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シーナさんの作品はすっごく好きなんだけど、これは心がまったく乗らなかったな。悪くは無いんだけど、初っ端がよろしく無かったかな。
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