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蝋人形館の殺人 創元推理文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2012/03/23 |
| JAN | 9784488118310 |
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蝋人形館の殺人
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蝋人形館の殺人
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商品レビュー
3.5
19件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
アンリ・バンコランシリーズ第四作。 かつてバンコランがギロチン送りにした殺人鬼が蠟人形として蘇る。サテュロスの蠟人形に抱かれて死んだ貴婦人。舞台装置のオカルト感はこれまででも圧倒的で、淫らな秘密社交クラブに潜入する展開はシリーズ随一の臨場感とリーダビリティを誇る。 『皇帝のかぎ煙草入れ』と同じく読者には明白なヒントが示されるが、真犯人には意外性があり、わかる人にはわかるトリックアートのよう。 アンリ・バンコランは悪魔(メフィストフェレス)の名にふさわしい探偵だ。
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蝋人形館の殺人。 怪奇趣味のカーはさぞ楽しんで描いたのだろうなあ。きっと江戸川乱歩も好きだったのでは。 おどろおどろしい舞台、怪しげな美女たちの暗躍、冒険活劇の一幕など、わくわくする要素を詰め込みました!という印象で、現代の一般人もドキドキ楽しめました。 最後の犯人との駆け引きは、どういうこと、、と困惑しましたが、幕の引き方はキッパリとしたもので、印象に残りました。
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ミステリ。アンリ・バンコラン・シリーズ。 バンコランのシリーズを読むのは、『絞首台の謎』を読んで以来2冊目。 覚えていなかったが、ジェフ・マールというワトソン役が語り手を務める。 蝋人形館という舞台が、カーの怪奇趣味に良く合っているように思う。 ミステリで人形が出てきたら、だいた...
ミステリ。アンリ・バンコラン・シリーズ。 バンコランのシリーズを読むのは、『絞首台の謎』を読んで以来2冊目。 覚えていなかったが、ジェフ・マールというワトソン役が語り手を務める。 蝋人形館という舞台が、カーの怪奇趣味に良く合っているように思う。 ミステリで人形が出てきたら、だいたい怖いイメージ。 ジェフも身体を張った活躍をしていてスリリング。 ミステリ的には、フーダニット。トリックには拘りがなさそうに見え、作者へのイメージとは少し違った感じ。 カーの作品の中ではエンターテインメント要素が強めの作品か。
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