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トーベ・ヤンソン短篇集 黒と白 ちくま文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2012/03/09 |
| JAN | 9784480429308 |
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トーベ・ヤンソン短篇集 黒と白
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商品レビュー
4.2
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館 トーベ・ヤンソンと言えば、昔々、妹の青い鳥文庫のムーミンを借りて読んだものの、合わなくて苦痛で1冊でやめた記憶がある(タイトルは忘れた)。図書館でこれを見かけて、ムーミン以外はどうだろう?と借りてみた。 「ハワイ、ヒロからの物語」はムーミンに感じたのと同じ屁理屈っぽさを感じて、あぁこれが私のイメージのトーベ・ヤンソンだ、と思った。でも昔のような拒否反応はなかったから、今ならムーミンも読めるかも。 「記憶を借りる女」はかなり無理。 「狼」のシモムラ氏は、こういうのが欧米人から見た日本人なんだな、と思った。
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なんとなくイライラするのは、本の内容のせいなのか、それとも自分の状況のせいなのか… 三宅香帆『人生おたすけ処方本』で、『育児がつらいときに読む本』として紹介されていた。 実際、私にとって育児はつらい。これはぜひ読んでみたいと思って、早速図書館で借りた。 私にとっての年末年始は、...
なんとなくイライラするのは、本の内容のせいなのか、それとも自分の状況のせいなのか… 三宅香帆『人生おたすけ処方本』で、『育児がつらいときに読む本』として紹介されていた。 実際、私にとって育児はつらい。これはぜひ読んでみたいと思って、早速図書館で借りた。 私にとっての年末年始は、子どもたちが体調不良。帰れるはずの実家に突然帰れない。長くて苦痛な正月休みになってしまった。この状況を「育児がつらいとき」と言わずになんと言おう。読むなら今だ。そう思って読み始めたのだけど… 暗い。とにかく出てくる人たちがどことなく暗い。精神病んでます?と聞きたくなるような、ちょっとぶっ飛んでいるというか、どこかイっちゃってるような…。時代が違うからか、国が違うからか、イマイチ話の世界観に入り込めない。短編集だからもっとサクッと読み終わると思ったら大間違いだった。 文庫本のあらすじを見ずに読み始めたのだけど、ムーミンの作者のダークサイド、と紹介されていた。たまらず2話読んだところで解説に駆け込む。トーベ・ヤンソンの短編集から、クセのある人たちのでてくるものを集めた、みたいなことが書かれていた。なるほど…これを正月に読む私…暗すぎる。 三宅香帆は『人生おたすけ処方本』のなかで、本書を「ブラックジョークにまみれてて最高。登場人物誰一人として正しくない。『私ばっか正しくあろうとしなくていいや』と思えたりする」と紹介していた。 それはたしかに、そうなんだけど… そもそもフィクションである。 こんな人たちが身の回りにいたら、私は巻き込まれなくないな…と思ってしまう。 いや、でも待てよ。この仄暗いキャラは同僚のあの人を連想する…。このハイテンションな芸術家は同級生のあの子…。私の母もなかなかにエキセントリックなところがあるし、私の夫も一筋縄ではない…。 それに比べれば、私ははるかにマシだと思えた。 そういう私こそ、傍から見ればエキセントリックかもしれないのだけど。 育児に疲れたら読みたい本。 私の中では本書はそれには当たらなかった。 私にとっての心のビタミン本を引き続き探したい。
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トーベ・ヤンソンの描く、人間関係の奇妙さや逃れたくなる面倒くささや、誰かと一緒にいても結局はひとりきりだというどうしようもない孤独や、それらをひっくるめての人が生きることへの愛おしさがとても好きだ。 「記憶を借りる女」がわけわかんなくてすごく怖かった。ああいうホラーも書くのね。...
トーベ・ヤンソンの描く、人間関係の奇妙さや逃れたくなる面倒くささや、誰かと一緒にいても結局はひとりきりだというどうしようもない孤独や、それらをひっくるめての人が生きることへの愛おしさがとても好きだ。 「記憶を借りる女」がわけわかんなくてすごく怖かった。ああいうホラーも書くのね。ホラーのつもりで書いたのかは不明だけど。 この短編集に収録されている話は、「記憶を借りる女」以外はみんな好き。 「クララからの手紙」は、別の出版社(たぶん)が出したトーベ・ヤンソン短編集だともっと長かった気がしたけど、別の短編と記憶の中で混同してるのかな。そっちもまた読み直したい。
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