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リスク工学入門 「リスク」の基本概念から「分析」「評価」とその手法まで I・O BOOKS
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リスク工学入門 「リスク」の基本概念から「分析」「評価」とその手法まで I・O BOOKS

赤間世紀【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 工学社
発売年月日 2012/03/15
JAN 9784777516704

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2012/12/15

 著者はリスクのことを理解しているのかと思うほどに内容がスカスカだった。かろうじて1章、2章は解説書として成り立っているが、情報処理技術者試験の解説書の方がわかりやすく内容も充実している。様々なリスクを紹介するとしながらも実際には地震と原発だけで、その他のリスクは仕方なしに載せた...

 著者はリスクのことを理解しているのかと思うほどに内容がスカスカだった。かろうじて1章、2章は解説書として成り立っているが、情報処理技術者試験の解説書の方がわかりやすく内容も充実している。様々なリスクを紹介するとしながらも実際には地震と原発だけで、その他のリスクは仕方なしに載せたという感じが伝わってくるほどに適当な扱い。地震と原発に衝撃を受けた事自体は何も問題はないが、リスクという相互に関連する物を扱う以上、何かに偏る姿勢はほめられたものではない。さらにリスク評価の手法と言いながら統計学の数式を羅列するだけで、どういった評価にはこの式が使えて、このように見る、という具体的な使い方が欠けている。結局のところ、リスク工学というものが存在することが分かるだけで、それ以上に得るものはなかった。

Posted by ブクログ

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