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「地球温暖化」神話 終わりの始まり
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 丸善出版 |
発売年月日 | 2012/03/10 |
JAN | 9784621085172 |
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「地球温暖化」神話
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4.4
11件のお客様レビュー
地球温暖化問題−CO2脅威論をめぐる騒動に終止符を打つのに充分な説得力を備えた必読書。 それにしても巨大な利権が一旦生まれると、その修正は途方もなく難しい。 ことは環境問題に限らない。
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「不都合な真実」と同じ書棚にあって、ちらっと読んだら地球温暖化論の反論みたいだったので一緒に。 「不都合な真実」が主張する、人為的なCO2の増加が地球温暖化の原因である(からCO2の排出を抑えなければならない)という論は (1)大気中のCO2は主に人間が増やしている (2)その...
「不都合な真実」と同じ書棚にあって、ちらっと読んだら地球温暖化論の反論みたいだったので一緒に。 「不都合な真実」が主張する、人為的なCO2の増加が地球温暖化の原因である(からCO2の排出を抑えなければならない)という論は (1)大気中のCO2は主に人間が増やしている (2)そのCO2が地球を暖めている (3)暖まると悪いことがいろいろ起きる が前提であり、これらが一つでも崩れれば成立しない、という著者の主張はまったくそのとおりだと思う。なので、これらが正しくないという証拠が示されるのだと思って読み進めたが、どうも釈然としない。 例えば(1)だが、人間の生産活動の活発化によって近年CO2の排出量が急激に増えている点については著者も異論はないようだ。大気中のCO2濃度が右肩上がりである点についても認めている。ということなら普通は人為CO2の増加→大気中CO2の増加と結びつけそうなものだが、著者はそうではないという。根拠の一つは、産業革命以前からじわじわとCO2濃度が上がってきたというグラフ。なるほど。でもそれ以外の根拠は何度読んでも見当たらない。人為CO2以外で大気中のCO2濃度が上がる理由もはっきりとしない。これ本書のキモだと思うのだが。 こういう本を読むたびに思うのだが、主張の異なる同士でちゃんとディベートしてほしい。異なる主張もちゃんと取り上げて、反論してほしいし、反論への反論も聞きたい。口喧嘩が聞きたいわけではない。科学的な論争を聞いて評価したいのだ。ちなみに「不都合な真実」と本書を読んだあとでネットを検索してみたら、反論も、反論への反論もそれなりに見つけることができた。言いたいことを言っているだけでは説得力は半減する。 なお著者はれっきとした科学者みたいだが、本書は皮肉と悪口が多くて結構辟易した。環境論者が嫌いなのは著者の勝手だが、嫌いだから反論しているんじゃないか、バイアスがかかっているんじゃないかと邪推したくなる。アル・ゴアが金持ちである事実は、アル・ゴアが科学的に間違っているという主張の根拠にはならないと思うんだけど。こういうのを説得力として認めるというのなら、温暖化を煽り立てて税金を無駄使いする(と著者が主張する)連中とやり口は同じじゃないの? CO2が作物の収量を増やすという研究は初めて知った。
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温暖化については、今まで比較的単純にマスコミや講演会でのCO2有害論を信じていましたが、ロンドンでイギリス議会の科学アドバイザーをしている信頼できる人から、現在の温暖化論には嘘も多くていろいろ問題があるというコメントを聞き、企業寄りでない人でそういう考え方の人もいるのかとびっくり...
温暖化については、今まで比較的単純にマスコミや講演会でのCO2有害論を信じていましたが、ロンドンでイギリス議会の科学アドバイザーをしている信頼できる人から、現在の温暖化論には嘘も多くていろいろ問題があるというコメントを聞き、企業寄りでない人でそういう考え方の人もいるのかとびっくりしたことがありました。 最近Webで再び温暖化懐疑論の記事を読み、知り合いからこの本のことを聞いたことで、これはぜひ一度読んでみたいと思い、購入しました。 読んでみると、実際にIPCCのデータやマスコミの取り上げる温暖化危険論には信用できない点が数多あることが、バックデータをもとに具体的に論じられており、それに非常に説得力が感じられたことにびっくり。この作者の取り上げたデータの方の信頼性の検証の方法もないので、作者の主張を鵜呑みにするのもまた問題なのでしょうが、少なくとも現在の湯水のように金を使う政策としての「温暖化対策」には問題があることは、十分に納得できました。 IPCC報告書の提言に盲目的に従おうとするのではなく、真の意味で環境的にバランスのとれた、持続可能な社会システムのあり方や、達成すべきゴールについては、もう一度ゼロベースで深く考え、議論してコンセンサスを得るようにしなくてはいけないということなのでしょう。ものすごく勉強になりました。
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