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智天使の不思議 光文社文庫
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智天使の不思議 光文社文庫

二階堂黎人【著】

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智天使の不思議 光文社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2012/03/13
JAN 9784334763831

智天使の不思議

¥220

商品レビュー

3.6

5件のお客様レビュー

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2015/03/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前半部分は楽しみながらスラッと読めました。ですが、肝心の推理場面〜ラストにかけては、残念ながらいまいちでした。叙述トリック物の醍醐味「読者を騙して、ラストであっと言わせ、納得させる」部分があまりにも弱かったように感じます。トリックは理解できるのですが、盛り上がりません。蘊蓄の記述は細かい一方、肝心のストーリーは適当な印象で、釈然としませんでした。失礼な感想ですが、個人的には、評価が低い作品です。

Posted by ブクログ

2013/04/21

ここ最近の著者の作品が面白くなかったこと及びAmazonのレビューでぼろくそに書かれていたことから、かなり不安を感じながら読んだのだが、案に相違して久しぶりに面白い二階堂作品だった。 もちろん、レビューで否定されているように、物語の肝となるアリバイトリックがそもそも成立するのか...

ここ最近の著者の作品が面白くなかったこと及びAmazonのレビューでぼろくそに書かれていたことから、かなり不安を感じながら読んだのだが、案に相違して久しぶりに面白い二階堂作品だった。 もちろん、レビューで否定されているように、物語の肝となるアリバイトリックがそもそも成立するのかという気がしなくはないが、そこら辺は本書に記されている科学的事実を真実とするなら、私自身は成立すると感じる。 それを納得できさえすれば、意表をついたアリバイトリックと物語の最後に明らかになる真相で十分意外性を味わうことができる。 本書の残念な点をあえて挙げるとすれば、二階堂作品に共通する戦時に対する決めつけの記述だけだと思う。

Posted by ブクログ

2012/05/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

二階堂版「○○○○の○○」かな。 そのため、中盤あたりでトリックの予想ができてしまった。 「○○○○の○○」を二階堂さんが言う本格ミステリにするとこの作品になるのだろう。 個人的には「○○○○の○○」のため、衝撃が少なく、物足りない。

Posted by ブクログ