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“銀の匙"の国語授業 岩波ジュニア新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2012/03/24 |
JAN | 9784005007097 |
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“銀の匙"の国語授業
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商品レビュー
3.8
46件のお客様レビュー
国語の学び方ってどんな感じ?を教えてもらえます。おもしろかったです。 前に読んだ『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』は、みくのしんさんが短編小説を何時間もかけて読むスタイルのスローリーディングでした。でもスローリーディングといえば、灘校の伝説の国語教師、橋本武先生...
国語の学び方ってどんな感じ?を教えてもらえます。おもしろかったです。 前に読んだ『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』は、みくのしんさんが短編小説を何時間もかけて読むスタイルのスローリーディングでした。でもスローリーディングといえば、灘校の伝説の国語教師、橋本武先生ですよね。 橋本先生は、白髪ロン毛のおしゃれさん。どんなスローリーディングかは知らなかったので、読ませていただきました。 みくのしんさんと橋本先生、どちらが上とか下とかではないですが、勝手にスローリーディング対決です! 早速ですがわたしの結論、常温常圧下での物質に例えるなら、みくのしんさんは「ガス」水素とかヘリウムかな。橋本先生は「金属」、金属だけど柔軟性ある水銀でしょうか。つまり、密度がぜんぜん違うのを実感しました。 みくのしんさんと、プロ国語教師橋本先生を比べるのがおかしいですが、この本を読むと、これは似てるんじゃないのと思うところもありビックリです! この本は2011年灘校で土曜講座として復活した『銀の匙』の授業内容や配布プリントに、橋本先生がこれまで書かれてきた文章も加え、まとめられた本です。橋本先生の「自分史」ともいえるものだそうです。 橋本先生の『銀の匙』の授業とは、中勘助著『銀の匙』一冊を、中学3年間かけて教えるというものです。進度は遅く、1ページに1~2週間かかることもあったようです。 プロ国語教師として、これを実行するのは大変なようです。通常は教科書とセットで用意されている指導書を自分で用意しなければいけないそうです。そのため一年かけて研究ノートを作成されたみたいです。 生徒のみなさんは、毎回配布される「記入式プリント」、毎月「課題図書」を読み「読後感」を求められたそうです。現代文に古文、求められたレベルは高そうです。 橋本先生によれば国語を学ぶとは人生の基礎力を付けることだそうです。この本には、そのためのポイントが書かれています。 わたしは、もっとおもしろく本を読みたいし、楽しく感想を書きたい。でも、国語を学んでも即効性はないみたいです。じんわりと効く体質改善の漢方薬的なもののようです。 ポイントは様々あれど、書くことがよいようです。読後感(やってます)、日記(続くかな?)、詩・短歌(でた!)、いくつになっても国語力は大切ですね。 最後にわたしがみくのしんさんとの共通点と感じたのは「傍観するのではなく、遊び感覚で、入り込んで一緒にやる」なのでした。
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キーになるのは追体験かなと思いました。追体験をすることで著者の世界にどっぷり浸かる。 ただ銀の匙以外にもかなりの本を読ませて、課題も膨大。これについて来られる灘高生はやっぱり優秀。 とても印象に残る授業であることは間違いない。
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銀の匙を国語の授業に取り入れた有名な先生の話。1つの話題を突き詰めて脱線しながら学んでいくと言う訴えがとても面白い。しかし先生の力になるところが大きい。誰にでも真似もできるものじゃない。
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