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メディア芸術アーカイブス 15 YEARS OF MEDIA ARTS 1997-2011
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ビーエヌエヌ新社 |
発売年月日 | 2012/03/01 |
JAN | 9784861008177 |
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メディア芸術アーカイブス
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
過去のメディア芸術祭の作品のアーカイブにとどまらず、各ジャンルの潮流や重要トピックを解説して年代ごとにどんなものが流行ったかが一覧で見られる良書。 こちらももう少し各論を勉強してから戻ってくると新たな発見がありそう。 まぁ良い作品のリストとしてみても十分だが。 個人的にはマンガ...
過去のメディア芸術祭の作品のアーカイブにとどまらず、各ジャンルの潮流や重要トピックを解説して年代ごとにどんなものが流行ったかが一覧で見られる良書。 こちらももう少し各論を勉強してから戻ってくると新たな発見がありそう。 まぁ良い作品のリストとしてみても十分だが。 個人的にはマンガやMVなどこの本で発見して実際に気軽にネットで見られる/買えるものが並んでいて、シームレスな体験ができるものの可能性を感じた。 印象に残ったのはゲームとMV(映像)の2つ。 ■ゲームの歴史 ゲームは日本メーカーがハードもソフトも両方リードしていた(ソフトの背景にはマンガやアニメで培った深いキャラクター性とストーリーテリング力で2Dでもひきこむコンテンツにできることがある)。 →洋ゲーは日本勢と同様の市場を狙っても勝てないことがわかっていたため、大人用に注力 →バイオレンスな表現が発達し、日本市場は締め出し →GTAⅢでどこまでも続く世界、映画のような表現とハイレベルなゲームを生み出し洋ゲーが世界で大ヒット →日本のゲーマーにも受け入れられる ■MVの歴史 1981”The video killed the radio star"のMVを皮切りにMTVがアメリカで開始 →ライブ映像以外にMVを制作するようになる →日本では1992にCDTVが開始。音楽番組でMVが使われるようになる →CDのCMでMVのダイジェストを流すようになりプロモーションの意味ももつように →制作費が高騰。一方でプロモーションではなく純粋なアート性を高めるものも。 →00年代に入り編集技術が発達。EDMのような音楽とモーショングラフィックの相性がよく、視覚を刺激するMVもでてくる →機材も発達。デジカメでも映像がとれるようになり、制作費の低下をまねk →インターネットが発達し、違法アップロードがあいつぐ →Youtube公式チャネルを開いて拡散していく道を選ぶ →SNSの発達で、コミュニケーションツールとしてのMV(参加型、バイラル型)がでてくる
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田中孝太郎氏の「マニュアルUI」と「オートマUI」という概念は有用っぽい。ゲームのオートマ化は身体感覚の間接化・疎外化を経て遊びの受動化に通じるのではないか、みたいに考えることができる。あと、伊藤ガビン氏の名文に感動した。 > メディア芸術は徹底的にひまつぶしの道具であり...
田中孝太郎氏の「マニュアルUI」と「オートマUI」という概念は有用っぽい。ゲームのオートマ化は身体感覚の間接化・疎外化を経て遊びの受動化に通じるのではないか、みたいに考えることができる。あと、伊藤ガビン氏の名文に感動した。 > メディア芸術は徹底的にひまつぶしの道具であり、さらに結論めいたことを言ってしまえば、人生そのものがひまつぶしなんだから、どんどん身の回りがひまつぶしだらけになってイイネ!イイネ!イイネ!とイイネボタンをバカのように押せ!押して押して死んでいけ!と思っているわけなんです。 > 面倒くさいので詳しく書きませんが、生存のための行為、みたいなのから離れれば離れるほどひまつぶし度が高まるなーって感じがします。 > 昨日言ってたことと違うから、間違ってたなら間違ってたと認メロー!とか。 > そんなの知らないよ、って思うんですよ。昨日のオレと今日のオレが同じだと思ってる方がおかしなことですよ。そんなにオレは一貫していない。 > このどんどん言質を取られていく感じとか非常にマズイ。逃げたい。 > どのひまつぶしも等価だ。 宇野氏と猪子氏が逆のことを言ってる。宇野氏のほうに共感する。猪子氏のロジックはよーわからんわ。
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