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はむ・はたる 光文社時代小説文庫
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はむ・はたる 光文社時代小説文庫

西條奈加【著】

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はむ・はたる 光文社時代小説文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2012/03/13
JAN 9784334763800

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はむ・はたる

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商品レビュー

3.7

21件のお客様レビュー

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2024/12/02

設定に既読感があると思ったら『烏金』の続編だった。前作では金貸しお吟が主人公だったものが、今作では同じく煩い長谷部の婆さまやその息子の柾、子供達が活躍する。小さい子供達が知恵を出しあい、柾をはじめとした大人達の助力を得て解決するのが小気味良い。 題名の『はむ・はたる』は魔性の女と...

設定に既読感があると思ったら『烏金』の続編だった。前作では金貸しお吟が主人公だったものが、今作では同じく煩い長谷部の婆さまやその息子の柾、子供達が活躍する。小さい子供達が知恵を出しあい、柾をはじめとした大人達の助力を得て解決するのが小気味良い。 題名の『はむ・はたる』は魔性の女という意味らしい。人生を狂わせられた柾が日本中を探し求めた悪女。この最後の章だけが心を暗くさせる。

Posted by ブクログ

2024/02/10

「烏金」の続編。 浅吉が勝平とその仲間たちに悪行をせずに生きていく術を教えて暫くが経ち、今度は 勝平の仲間に焦点をあてた本作。 貧乏長屋に住んでいて贅沢も出来ないけれど、平穏に暮らせる事が幸せと感じられる子供達、ささやかでも大事な事がと改めて思わせる作品。 西條さんには、是非シリ...

「烏金」の続編。 浅吉が勝平とその仲間たちに悪行をせずに生きていく術を教えて暫くが経ち、今度は 勝平の仲間に焦点をあてた本作。 貧乏長屋に住んでいて贅沢も出来ないけれど、平穏に暮らせる事が幸せと感じられる子供達、ささやかでも大事な事がと改めて思わせる作品。 西條さんには、是非シリーズ化して頂きたいと思った。

Posted by ブクログ

2024/02/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

烏金から引き続き。 勝平たち子供たちが主役。 それぞれの個性がどんどん出てて面白かった。烏金を読んだ後だから彼らがこんなふうに生活できてほのぼのするシーンもあれば、心苦しくなる話もあり。 ハチが少しずつ元気?になっていくのがよかった。伊根には悪いけど、花の賢さが現れてくるのも好き。 でも浅吉に続き柾さまが去ってしまうのは勝平たちにとって大きな喪失だったろうな。はむ・はたる、まさにお蘭は柾にとっても勝平たちにとってもその呼び名に相応しかったのでは。

Posted by ブクログ