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戦時下の青春 炎 コレクション 戦争と文学15
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戦時下の青春 炎 コレクション 戦争と文学15

中井英夫【ほか著】

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戦時下の青春 炎 コレクション 戦争と文学15

定価 ¥3,960

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2012/03/03
JAN 9784081570157

戦時下の青春 炎

¥990

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2013/05/14

野坂昭如氏の『火垂るの墓』には、またしても涙してしまった。この兄妹はあまりにも幼気で悲しい。節子の一言一言は私の胸に深く突き刺さる。 結城信一氏の『鶴の書』では、妻がわが子のために便箋を四角に切ってこしらえた白い折鶴、それをほぐすと妻の遺書が書いてあったのがこの作品の白眉、とても...

野坂昭如氏の『火垂るの墓』には、またしても涙してしまった。この兄妹はあまりにも幼気で悲しい。節子の一言一言は私の胸に深く突き刺さる。 結城信一氏の『鶴の書』では、妻がわが子のために便箋を四角に切ってこしらえた白い折鶴、それをほぐすと妻の遺書が書いてあったのがこの作品の白眉、とても美しく悲しい。 中井英夫氏の『見知らぬ旗』は、戦争真っ只中にありながら其処だけが、戦争の逼迫感を与えない不思議な空間市ヶ谷の参謀本部での生活が目新しい。 井上靖氏の『三ノ宮炎上』の不良少女たちの振る舞いは、今も同じか。

Posted by ブクログ

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