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悲劇としての宗教学 日本人の宗教不信の源流を探る
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悲劇としての宗教学 日本人の宗教不信の源流を探る

大川隆法【著】

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悲劇としての宗教学 日本人の宗教不信の源流を探る

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幸福の科学出版
発売年月日 2012/02/24
JAN 9784863951679

悲劇としての宗教学

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2019/08/11
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2019/08/11読了  東大の総長もつとめた岸本ひでお氏。現代の宗教学の元祖的な存在のようであるが、残念ながら地獄におられた。  平たくいうと、岸本氏は宗教学に科学性・客観性を取り入れた「第一人者」である。しかし、そこでいう科学性とは、「目に見えないもの(霊魂や神秘主義など)を否定する」という意味での科学である。ご本人も、目に見えず、測定できないものは「評価しない」という態度であり、あの世を明確に否定しているわけでもないが、肯定しているわけでもない。ご本人も、92頁のあたりで、科学的態度でやればやるほど、宗教には実体がなく、統一的な神という存在はないと解さざるを得ない旨、述べてる。  結局宗教学全体がスピリチュアルなものを否定する傾向に陥る原因を作ったともいえる。なお、岸本氏は晩年、脳のガンを煩っていた。  幸福の科学側は、宗教学の側面から見て、これがオウム真理教事件などの原因の一つになったと見ている(正邪を判断せず、特に東大の人間にオウム真理教を是とする者がとても多かった点)。  最後の方で大川先生が述べているように、「科学は宗教を否定する」「それがかっこいい事なのだ」という態度があることは、分野は違えど、学問の世界に居る者としていつも感じている。戦後の「政教分離政策」も幸福の科学からみれば、宗教の正邪を見分けられなくなる一原因であるようだ。  一つだけ、いいことが書かれていた。岸本氏が、晩年に「私の死後は、大きな宇宙の生命力の中に溶け込んでしまってゆく…私という個人は死とともになくなる」と書籍の中で述べていた。これに、弟子の奥崎名誉教授が、「しかし、そんなことはあるまい。その個性を持った霊として、そちらで思索にふけっておられるに違いない。……そちらの世界からは、こちらの世界はすべて見通しだという。心で思っていることも、すべてが見え、聞こえ、読めるともいう。もしもそうであるならば、今、必ずやこの論文を読んでくださっているに違いない。…いつの日か、必ずやお返事をいただけるものと私は確信している。」ということを書かれているそうだ。  これは、あの世や霊の個性を明確に肯定する見解である。私はあまり詳しくないが、この奥崎先生は、東大の宗教学の先生なのだろうか。だとすれば、奥崎先生以降、東大の宗教学がどのような流れをたどったかを知りたい。

Posted by ブクログ

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