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本当にワルイのは警察 国家権力の知られざる裏の顔 宝島社新書
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本当にワルイのは警察 国家権力の知られざる裏の顔 宝島社新書

寺澤有【著】

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本当にワルイのは警察 国家権力の知られざる裏の顔 宝島社新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 宝島社
発売年月日 2012/02/10
JAN 9784796689441

本当にワルイのは警察

¥220

商品レビュー

4.3

7件のお客様レビュー

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2023/07/30

警察も善人ばかりではないということ。よく考えれば当たり前のことである。でもどこかなぜか警察は善人ばかりだと思い込んでいた。そんな事実を知るきっかけになった。

Posted by ブクログ

2021/12/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

寺澤有氏による著作。 1980年代末頃から現代(本書でいうと2012年)までの 著者の取材体験を振り返りながら、警察の裏金作り 警察官によるレイプ隠蔽工作、個人情報流出、 警察と暴力団同士による拳銃のヤラセ捜査、天下り問題を紹介していく。 本書の残念な点は写真が一枚もないことだ。 当時の記事やスナップの写真でもあればより現実感が増したと思う。 ノンフィクションやルポには写真があるべきだろう。 裏金つくりに実際には支払わない変死体検案謝金、 通訳謝金、カラ出張、架空の捜査費、機動隊の日当をプールする・・ 様々な手口で裏金をつくり出す構造には呆れた。 またそれを批判しないマスメディアにも呆れる。 これは警察から情報をもらうしくみができている為であると思う。 池上彰氏のいうジャーナリズムは実に不十分なものでしかないと改めて思った次第である。 P183で著者が指摘するようにジャーナリズムを標榜するわりにお金と警察にめっぽう弱いというのが大手マスコミの実態なのだ。 結局TV画面で創価学会幹部や公明党の裏事情を取材する程度はタブーを破っている訳でも何でもないということだろう。 思えば警察官は自殺も多い。つい先日も兵庫県警、大阪府警、京都府警でも不審な自殺をする警察官が相次いだ。 定年間近の50代後半の警察官の拳銃自殺もあった(大阪府警) しかし、その後の後追い取材など読んだことがない。 その背景にあるものは何なのか・・・被害者家族も裏金から口封じさせられているのか・・ そんな思いがよぎって仕方がない。 機会があれば個人的にもパワーハラスメントで苦しんだ本人や家族から話を聞いてみたい気持ちもあった。 ただこれだけ警察という組織の構造的問題(自浄作用が無い)をつきつけられると絶望的な思いもする。 ただ正面から行っても難しいだろう。 警察の本質は強きものに弱く、弱きものに強い集団なのである。 著者の寺澤有氏を応援する程度しか出来ないのが歯がゆいが・・・ 拳銃のヤラセ捜査は減っているものの呆れる他なかった。 著者の指摘するように事件や事故が起こらない=平和であるという考えにもとづいたノルマを課すなり何なりするべきだろう。 取り締まり件数が多い=よく働いているでは無理な捜査が続く一方だ。 1995年には1880丁の拳銃が押収 2010年には397丁の拳銃を押収 天下り問題にも多くの指摘があり あくまで一民間企業でしかない東電に対し、本社前を機動隊が警備し会長宅を多くの警察官が守っている。 これは明らかにおかしいことだ。しかしメディアで報じられた記憶はない。 自分自身は原子力発電は必要だという立場だ。 しかしこの電力業界の天下り問題は許す気には到底なれない。 醜い日本の縮図を見た思いだ。 在日特権が~タブーが~とか叫ぶネトウヨ気味の人達は警察の不正にこそ声を上げるべきだろう。 在日特権(おそらく過去の同和対策などの名残)以上の特権があふれていますから。

Posted by ブクログ

2019/12/26

寺澤有『本当にワルイのは警察 国家権力の知られざる裏の顔』(宝島社、2012年)は警察の問題を明らかにする書籍である。警察の言うことは全て嘘とまで言っている。警察は「規則一点張りで融通のきかない、庶民にいやがらせをするだけの連中」である(M.ヨート、H.ローセンフェルト著、ヘレン...

寺澤有『本当にワルイのは警察 国家権力の知られざる裏の顔』(宝島社、2012年)は警察の問題を明らかにする書籍である。警察の言うことは全て嘘とまで言っている。警察は「規則一点張りで融通のきかない、庶民にいやがらせをするだけの連中」である(M.ヨート、H.ローセンフェルト著、ヘレンハルメ美穂訳『少女 犯罪心理捜査官セバスチャン』創元推理文庫、上巻130頁)。 本書は警察の裏金作り、警察官によるレイプ隠蔽工作、個人情報流出、拳銃ヤラセ捜査、天下り問題などを取り上げる。自転車の取締り強化は天下り先や利権の確保を目論んでいるとも指摘する。 警察の裏金は通訳の謝礼やカラ出張、架空の捜査費、機動隊の日当から捻出されている。ビジネス的な視点から見ると、警察は取引相手として好ましくないと感じた。警察の発注は、適切な対価ではなく、裏金をピンハネされているかもしれない。民間企業ならば購買に内部統制を機能させることが当たり前になっている。その民間感覚の常識が警察組織には期待できない。 残念なことに日本では真相を封印するために大勢の人間が多くの仕事をしている。都合の良い事実は誇張し、都合の悪い事実は公開しないなどの情報操作に従事する。情報公開や人権の息吹を感じさせる全てを頑なに拒む。その説明は体裁のために過ぎない。空々しい文言にしか聞こえない。都合が悪くなったら誤摩化す。やりたい放題やって責任は取らない。

Posted by ブクログ

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