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オウムからの帰還 草思社文庫
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オウムからの帰還 草思社文庫

高橋英利(著者)

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オウムからの帰還 草思社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草思社
発売年月日 2012/02/03
JAN 9784794218810

オウムからの帰還

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商品レビュー

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2026/02/23

たまたま図書館で見かけ、そういえば本当のところどうなってたの?と思い読んでみた。 なかなかリアルな描写で、当時の報道を思い出す。あれだけの信者を獲得していった背景にはノストラダムスの大予言等の終末思想や環境破壊があり、同世代として、心情は多少想像は出来る。 しかし、入信の経緯を辿...

たまたま図書館で見かけ、そういえば本当のところどうなってたの?と思い読んでみた。 なかなかリアルな描写で、当時の報道を思い出す。あれだけの信者を獲得していった背景にはノストラダムスの大予言等の終末思想や環境破壊があり、同世代として、心情は多少想像は出来る。 しかし、入信の経緯を辿ると、あちこちで、やはり自分はその選択はあり得ないと思った。 ある意味彼らは純粋な人達だったのかもしれない。それだけに大勢の人々を罪人に落とし込んだ教祖の悪辣さに思い至る。 なぜ人は騙されるのか?なぜあからさまに嘘をついている人間が勢いを持つ事があるのか? 深い謎である。

Posted by ブクログ

2017/08/19

1995年3月20日。オウム真理教による地下鉄サリン事件が 発生した。それ以前から疑惑の集団だったオウム真理教だが、 この事件がきっかけとなり各地の教団施設に強制捜査が入る ことになった。 事件から約1カ月後。久米宏が司会を務めるオウム特番に 出演した「元信者」が著者である。こ...

1995年3月20日。オウム真理教による地下鉄サリン事件が 発生した。それ以前から疑惑の集団だったオウム真理教だが、 この事件がきっかけとなり各地の教団施設に強制捜査が入る ことになった。 事件から約1カ月後。久米宏が司会を務めるオウム特番に 出演した「元信者」が著者である。この番組の終盤で飛び 込んで来たのが、村井秀夫刺殺事件だ。 村井秀夫は著者がオウムから脱出する直前まで、著者の ワークを指導していた。 人を殺すことで人を救済するとしたオウム真理教。その内部で はどんなことが行われていたのか。信者として何を感じていた のかを綴ったのが本書である。 一連の事件を振り返るテレビ番組でも取り上げられるように、 元々はヨガ・サークルだったオウム真理教。著者は在家信者 として入信した後、一旦、オウムを辞め、2年の時を経て今度は 出家信者としてオウムの施設で過ごすようになる。 著者が離れていた2年の間に教団は先鋭化していた。終末思想 を説き、死と隣り合わせの過酷なイニシエーションが行われる ようになっていた。 オウム真理教の幹部連中と同じように、著者も高学歴である。 先述した村井秀夫や早川紀代秀、井上嘉浩、豊田亨等の 麻原側近と親しく、教祖である麻原本人からも言葉を掛けられる 立場にいながら、側近に取り立てられることはなかった。 それは再度入信した教団に対し、内部にいながらも「何かおかしい」 と疑問を抱いていたからかもしれない。 しかし、「おかしい」と思いながらも「立ち止まって考えることを しなかった」。そう、裁判に付された幹部たちも立ち止まって考え、 オウムを離れていたら違ったところで自分の知識を活かせたの かもしれない。 「文庫版へのあとがき」で、豊田亨の裁判の際に弁護側証人と して出廷した著者が裁判長からかけられた言葉が記されている。 「高橋さん、なぜあなたはサリンを撒かなかったのですか?なぜ、 あなたにはそのような指示がこなかったのですか?彼は撒き、 あなたは撒かなかった……その違いはどこにあるのでしょう?」 そう、もしかしたら法廷に立っていたのは彼だったのかもしれない。 被告と証人を分けたのは、ほんのわずかな違いだったのかも しれない。

Posted by ブクログ

2012/07/17

オウムの内部実態について、最高幹部ではなくヒラの出家信者からの視点で書かれたもの。やたらと自己弁護がうるさいが、内部の日常が細かく記されていて興味深かった。 読んで感じたのは、教団自体も当時から言われていたように幼稚であったが、その幼稚さはやはり教団を構成する信者たちの幼稚さの集...

オウムの内部実態について、最高幹部ではなくヒラの出家信者からの視点で書かれたもの。やたらと自己弁護がうるさいが、内部の日常が細かく記されていて興味深かった。 読んで感じたのは、教団自体も当時から言われていたように幼稚であったが、その幼稚さはやはり教団を構成する信者たちの幼稚さの集合でしかないということだ。筆者もその一部ではあるが、信徒のうちではまだましだったために、疑問を抱き続けられたということなのだろう。 いずれにしても、この文章のどこにも反省・謝罪がなく、責任逃れに終始している様は、まさに幼児性の現れであろう。

Posted by ブクログ

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