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立川談志の正体 愛憎相克的落語家師弟論
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 彩流社 |
発売年月日 | 2012/02/01 |
JAN | 9784779117572 |
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立川談志の正体
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商品レビュー
4.2
11件のお客様レビュー
立川談志の正体を「誰よりも落語を愛し、誰よりも落語に誇りを持ち、その道を極めようとした究極の落語馬鹿だと答えよう。そして誰よりも金に執着した男でもある」とする弟子であり大ファンであり被害者?でもある著者が、どこまで本当か分からない談志のスキャンダラススクープを赤裸々に実名批判し卑...
立川談志の正体を「誰よりも落語を愛し、誰よりも落語に誇りを持ち、その道を極めようとした究極の落語馬鹿だと答えよう。そして誰よりも金に執着した男でもある」とする弟子であり大ファンであり被害者?でもある著者が、どこまで本当か分からない談志のスキャンダラススクープを赤裸々に実名批判し卑猥で不謹慎ネタたっぷりに料理している。ただ最後、サゲの後のつぶやきで談志師匠への本当に深い愛を知ることができる。このしみじみとしたさりげなさが落語家としての著者を信頼できるところだと言えよう。
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文体が噺ことばみたいで読みにくいところもあるけど、とても面白い。 ブラック師匠は談志師匠が好きだったのか嫌いだったのかよくわからん(。・w・。 ) でも読み終わったら私は談志師匠がますます嫌いになりましたよ~
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ブラック師匠ならではの視点――カネに汚く、自分に甘い立川談志の姿が見られる。というだけでなく、「家元の落語」という一節がすばらしい。「談志師匠って何が良かったんですか『芝浜』ですか?」と聞かれて「よくねェよ、あんなもの。家元の『芝浜』がいいって奴はよっぽどの田舎者だよ」と説明する...
ブラック師匠ならではの視点――カネに汚く、自分に甘い立川談志の姿が見られる。というだけでなく、「家元の落語」という一節がすばらしい。「談志師匠って何が良かったんですか『芝浜』ですか?」と聞かれて「よくねェよ、あんなもの。家元の『芝浜』がいいって奴はよっぽどの田舎者だよ」と説明する。たしかに、談志の「落語は業の肯定」だという落語論と、『芝浜』は合わない。なのになぜやるのか? 〈名も無い落語好きの少年が、志ん朝師のようなサラブレッドとライバル視され、努力して遂には落語会のカリスマと呼ばれるようになった。そんな自分を投影できる「芝浜」とか「鼠穴」とか、コツコツと努力した人間が最後に報われるって話が、実は大好きだったんじゃなかろうか〉 続いて「何が良かったんですか?」と問われて「『黄金餅』『富久』『鼠穴』金に執着する人物を描かしたら天下一品」「『らくだ』のように自分の中に屈折した恨みを持っている人間も凄かったね」。 ここだけでも1冊の値打ちがある、と思う。
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