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秀吉と海賊大名 海から見た戦国終焉 中公新書

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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2012/01/25 |
JAN | 9784121021465 |
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秀吉と海賊大名
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秀吉と海賊大名
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商品レビュー
3.8
8件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
2012年刊。瀬戸内海を根拠に戦国を闊歩した村上水軍。彼らを取巻く情勢、殊に村上氏の主君河野氏との関係を織り交ぜつつ、信長権力末期から秀吉死亡までの実相を描写(一部徳川政権時期の記述あり)。軍事力として高い価値ある水軍を把握しているが、長宗我部、毛利・小早川、信長や秀吉、さらに義昭といった大勢力からの影響、関連諸勢力の緊迫した外交・戦争の経過を解説。ただ、本書の愁眉は、豊臣惣無事令が中世的権力を剥奪した、つまり大名・国人・領主層の自力救済権・交戦権を否定したと見る藤木久志説への再考を迫る点。興味深い一書。 なお、本能寺の変の裏面、義昭が信長に追放され鞆の浦に移動した後も「鞆幕府」ともいうべき実態があった、という点は注目に値する。
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日本の海賊が中世から近世へ変遷がよく分かる。海賊を通じて中世とは何ぞや、近世の何ぞやと教えてくれます。
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同郷出身の著者による、パッと目についた代名に引かれた。読んでいて、緻密な資料分析に基づいた研究により、書かれているのが分かる。当時の伊予の歴史的背景が、信長・秀吉の政治的センス・政策からどのような経緯を辿ったのか、興味深く読ませてもらった。
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