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“核"を求めた日本 被爆国の知られざる真実
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2012/01/19 |
JAN | 9784334976750 |
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“核"を求めた日本
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商品レビュー
3.6
5件のお客様レビュー
”核”というと、まず頭に思い浮かべるのは原子力発電、福島原発のこと。それは2011年3月11日があったから… もちろんヒロシマ・ナガサキに原爆投下があったという歴史的知識ももちろん強くある。 しかし、本書で一番のテーマとされている核拡散防止条約や核の傘など、軍事的核兵器に関する日...
”核”というと、まず頭に思い浮かべるのは原子力発電、福島原発のこと。それは2011年3月11日があったから… もちろんヒロシマ・ナガサキに原爆投下があったという歴史的知識ももちろん強くある。 しかし、本書で一番のテーマとされている核拡散防止条約や核の傘など、軍事的核兵器に関する日本の裏事情については、恥ずかしながらほとんど知らなかった。民主党政権になって、この問題を取り上げていたことすらはっきりとは覚えていなかったし。 唯一の被爆国である日本。その一国民として、今まで無関心に生きてきたことを反省するとともに、国(政治)の動きをもっとしっかり見ていかなければいけないと思った。 最終章、被爆者の谷口さんの言葉では思わず涙してしまった。忘れてはいけない。一人一人が真摯に向かい合って、考え、意思を持たなければいけない。
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「3.11」後、日本の核政策が根本的に問われるなかで、「平和利用」が「軍事利用」と切っても切れない関係にあったことが明らかになってきている。当時話題になった同タイトルのドキュメンタリー番組を見逃したので、書籍版を手に取ってみた。 1970年にNPT加盟を決める直前の1968~69...
「3.11」後、日本の核政策が根本的に問われるなかで、「平和利用」が「軍事利用」と切っても切れない関係にあったことが明らかになってきている。当時話題になった同タイトルのドキュメンタリー番組を見逃したので、書籍版を手に取ってみた。 1970年にNPT加盟を決める直前の1968~69年にかけて、日本政府が、原発を転用した核武装の可能性について真剣に検討していたこと、日本とならんで核武装の可能性が懸念されていた西ドイツと秘密裏に協議をもっていた事実は報道でも明らかにされた。このエピソードを明かした元外務官僚の村田良平氏によれば、交渉相手のドイツの外交官は「これからは核兵器保有の意味がなくなるように外交関係の基本を変えていかなくてはならない」と語ったという。しかしその後の日本がたどった道とは、アメリカの「核の傘」を求める一方、「核兵器をつくる能力は保持する」という目的を国民から隠したまま原発を増設し続け、「非核三原則」を掲げながら、自ら骨抜きにするというものだった。国連における核関連決議の賛成率がつねにアメリカと歩調をあわせたものであることを示すグラフは、衝撃的なほどに主体性のない日本外交の姿を映し出している。 取材班メンバーが書いたものだけにリーダビリティは高いし、興味深い事実も知ることができるが、いかんせん分析の広がりと深さに欠ける感じは否めない。専門書で補足し、これは入門書として読むのが正しいかもしれない。
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「NHKスペシャル」取材班が、当事者や極秘文書から核をめぐる真実に迫ったものです。 表沙汰にはされてこなかった新事実に驚かされます。
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