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反・幸福論 新潮新書
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反・幸福論 新潮新書

佐伯啓思【著】

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反・幸福論 新潮新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2012/01/16
JAN 9784106104503

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反・幸福論

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商品レビュー

3.3

38件のお客様レビュー

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2024/10/17

脱原発は脱成長。確かにその通りだと思いました。これ以上開発、成長、負けたくない、で成長ばかり目指してよいのか疑問です。資源を食い尽くして、隣国を不幸にして、自分だけ幸せで、それが幸せなのか?目指すべきところなのか?そう考えるとニヒリズムが頭をもたげてきますね。次はニヒリズムについ...

脱原発は脱成長。確かにその通りだと思いました。これ以上開発、成長、負けたくない、で成長ばかり目指してよいのか疑問です。資源を食い尽くして、隣国を不幸にして、自分だけ幸せで、それが幸せなのか?目指すべきところなのか?そう考えるとニヒリズムが頭をもたげてきますね。次はニヒリズムについて考えようと思う一冊でした。

Posted by ブクログ

2023/04/08

「反・幸福論」佐伯啓思著、新潮新書、2012.01.20 255p ¥777 C0210 (2023.04.07読了)(2015.01.16購入) 『新潮45』に連載したものをまとめたものということです。世相の評論というところですね。どういうことなのかは、わかりますが、どうした...

「反・幸福論」佐伯啓思著、新潮新書、2012.01.20 255p ¥777 C0210 (2023.04.07読了)(2015.01.16購入) 『新潮45』に連載したものをまとめたものということです。世相の評論というところですね。どういうことなのかは、わかりますが、どうしたらいいかはわかりません。どうしたらいいのかを書いてくれているのもありますけど。 日本人全体は、どうしたらいいかわからず、漂流しているということなのでしょうね。 【目次】 はじめに 第一章 サンデル教授「白熱教室」の中の幸せ(2010年12月) 第二章 「国の義を守る」という幸福の条件(2011年1月) 第三章 「無縁社会」で何が悪い(2011年2月) 第四章 「遁世」という幸せ(2011年3月) 第五章 人間蛆虫の幸福論(2011年4月) 第六章 人が「天災」といわずに「天罰」というとき(2011年5月) 第七章 畏れとおののきと祈りと(2011年6月) 第八章 溶解する技術文明(2011年7月) 第九章 民主党、この「逆立ちした権力欲」(2011年8月) あとがき ★これから読む本(積読中) 「無縁社会」NHKスペシャル取材班、文春文庫、2012.07.10 「人生論」トルストイ著・原卓也訳、新潮文庫、1975.11.25 「福翁百話」福沢諭吉著・佐藤きむ訳、角川ソフィア文庫、2010.09.25 「カンディード」ヴォルテール著・吉村正一郎訳、岩波文庫、1956.07.25 「ハイデガーの思想」木田元著、岩波新書、1993.02.22 ☆関連図書(既読) 「これからの「正義」の話をしよう」マイケル・サンデル著・鬼澤忍訳、早川書房、2010.05.25 「武士道」新渡戸稲造著・矢内原忠雄訳、岩波文庫、1938.10.15 「新渡戸稲造『武士道』」山本博文著、NHK出版、2012.02.01 「楢山節考」深沢七郎著、新潮文庫、1964.07.30 「西行」高橋英夫著、岩波新書、1993.04.20 「新編 宮沢賢治詩集」宮沢賢治著、角川文庫、1953.12.20 「セロ弾きのゴーシュ」宮沢賢治著、角川文庫、1969.02.10 「方丈記」鴨長明著・武田友宏編、角川ソフィア文庫、2007.06.25 「鴨長明『方丈記』」小林一彦著、NHK出版、2012.10.01 「善悪の彼岸」ニーチェ著・竹山道雄訳、新潮文庫、1954.05.15 「道徳の系譜」ニーチェ著・木場深定訳、岩波文庫、1940.09.10 「「欲望」と資本主義」佐伯啓思著、講談社現代新書、1993.06.20 「「市民」とは誰か」佐伯啓思著、PHP新書、1997.07.04 「アダム・スミスの誤算 幻想のグローバル資本主義(上)」佐伯啓思著、PHP新書、1999.06.04 「総理の資質とは何か」佐伯啓思著、小学館文庫、2002.06.01 「新「帝国」アメリカを解剖する」佐伯啓思著、ちくま新書、2003.05.10 「自由と民主主義をもうやめる」佐伯啓思著、幻冬舎新書、2008.11.30 (「BOOK」データベースより)amazon 無縁社会の何が悪いのか。遁世も悪くない。「ポジティブ」がそんなに善いのか。格差是正なんて欺瞞だ―。権利や豊かさや便利さを追求し「幸せになるべき」と刻苦勉励してきたはずの日本人が今、不幸の底に堕ちている。大震災、政権交代、「正義論」ブームなど近年の出来事を稀代の思想家が厳しく見つめた時、偽善の殻に包まれたこの国の正体が露わになる。柔らかい筆致の中に、日本人の禍福の真理が詰まった至高の啓蒙書。

Posted by ブクログ

2021/08/24

以前読んで、本棚にしまってあったが、本棚の整理の際に読み直してみた。 特に第4章で語られる生と死のどうしようもない断絶というのが、最初に読んだ時にはなるほどと思ったが、今回読み返して感想が変わった。 というのも、平野啓一郎氏の「私とは何か 「個人」から「分人」へ」で語られる「...

以前読んで、本棚にしまってあったが、本棚の整理の際に読み直してみた。 特に第4章で語られる生と死のどうしようもない断絶というのが、最初に読んだ時にはなるほどと思ったが、今回読み返して感想が変わった。 というのも、平野啓一郎氏の「私とは何か 「個人」から「分人」へ」で語られる「分人」という概念を用いると、必ずしも断絶とは言い切れないからである。 Aさんが死んでも、Bさんの中のAさん向けの分人は残り、Bさん全体に影響を与え続ける。そう考えると、自分の死後も自分の存在の影響は残るわけで、そのことも頭の片隅において生きていきたいと思った。逆に大事な誰かを失ってしまったときには、その人の存在を胸に生きていきたいと思う。

Posted by ブクログ

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