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最後の授業 愛とケアの人間学
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 丸善プラネット/丸善出版 |
発売年月日 | 2011/12/01 |
JAN | 9784863451025 |
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最後の授業
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※このレビューにはネタバレを含みます
メインとなってくるのは、ヴィクトール・フランクルの思想からの、ケアについての考察。 『夜と霧』『それでも人生にイエスと言う』を読んだことがあったので、それを掘り下げていく文章を読むのは面白かった。学んだことは多かったけど、書ききれないのでひとつだけ。「苦しみ」について。 フランクルは、苦しみをやり過ごすことではなく、その苦しみの意味を見出すことを目指す。強制収容所から生きて帰れるかどうかは運命のいたずらに左右される。生きて帰れなければこの苦しみには意味がないのか、いや違う。生きて帰れようが帰れなかろうが、苦しみをどのように引き受けるかの方が重要だと言うのだ。 ここからケアを考える。究極的には、その人自身が苦しみを引き受ける力を、その人の中から引き出すことが理想。しかしこれは容易ではない。 「その人が傍らにいることによって、一人ではできない苦悩する力というものが、その人の中から湧き上がってくることを希望し続けるという謙遜な助けなのかもしれません」 「コミュニケーションの問題ではなくて、それ以前の心構えの問題」 と著者は語る。また、カウンセリングについて、 「失敗しないカウンセリングをヘタにこころがけていくととんでもない過ちをおかしてしまうのではないでしょうか」 と述べる。 どこまでも謙遜に。失敗は当たり前。 特にわたしなんて、本当に未熟な身。いろんなところを通りぬけてきた人生の先輩方に対して、なにができる、ほとんどなにもできない。 心の中で「希望し続け」傍らに立つだけ。
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