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週末は家族
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2012/01/04 |
JAN | 9784022509253 |
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週末は家族
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商品レビュー
3.7
49件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
その子はある悲しい過去を背負った女の子でした。 週末だけの里親の家に ある役割として預けられた一人の少女。 彼女は当たり前にある幸せですら 感じたことのない子でした。 当たり前が当たり前じゃない環境にあること。 そしてそれがかなわない環境があるということ。 本当はひなたのような子は増やしちゃいけない。 だけれども必ずどこかで出てきてしまう。 それと子供はあんたら親の道具じゃない。 幸せな環境になると勝手に思うな。 血のつながった家族がよいとは限らないこと。
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『幸福ロケット』読了後、続けて手に取った本書にも小学4年生が登場。しかも「こんな10歳がいるかよ」と思っちゃうような小学生が。まあ、そんなことはいいのいいの。ウルッときて、ひなた頑張れよ、とエールを贈りたくなるいい小説でした。
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うわぁ〜何だこれ! めちゃくちゃ爽快な作品だった〜‼︎ 桂望実さん初読みだったけど。 シェークスピアを神と崇めて小劇団を主宰する大輔 他人に愛を感じることができない無性愛者の瑞穂 この二人は互いに理解した上で親友となり、世の中の色々な手続きが便利だと夫婦として長く暮らしてきた。...
うわぁ〜何だこれ! めちゃくちゃ爽快な作品だった〜‼︎ 桂望実さん初読みだったけど。 シェークスピアを神と崇めて小劇団を主宰する大輔 他人に愛を感じることができない無性愛者の瑞穂 この二人は互いに理解した上で親友となり、世の中の色々な手続きが便利だと夫婦として長く暮らしてきた。 大輔は劇団資金の為の副業で劇団員を派遣する仕事をしている。 入院した親に恋人のふりをして会って欲しい 家族として口うるさい親戚の法事に出て欲しい なんてよくあるあれです♪ 子役が欲しいからと言う理由で養護施設で週末里親というシステムがある事を知り、見学している時にたまたま施設の劇をみて演技の上手い「ひなた」を見て週末里親になるのです。 育児放棄され施設に入った彼女はとにかく強い! 母親と一緒にいるよりは施設がいいが施設にいるよりは外の世界にいられる里親の方がいい… 最初は3人が別々の思いでこの関係を何とかやり続けようと頑張るのだが… 作中にちょっとしか出てこない瑞穂の親友 とても良いキャラなんですが、彼女が悩む瑞穂に言うセリフが印象的。 「親子はこうあるべきだって…そういう思い込み、勘弁して欲しいよね。すっげー酷い親だったとしても、親と子供は一緒に暮らすべきだって、そういう宗教じゃん、日本って。そんなことないよ。全然ないよ。別れて暮らす方が幸せな場合だって、たくさんあるはず。スットコドッコイなヤツでも、オタンコナスなヤツでも、子供を産めちゃうんだからさ」 互いに理解し合うナイスな3人が家族ではない素敵なチームになる話を胸のすく思いで読みました♪ 良い人、良い子…世間の思い込みでモヤッとしてる人に読んで欲しいな(^-^)
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