私たちは進化できるのか 凶暴な遺伝子を超えて 廣済堂新書

長沼毅【著】

• 販売会社／発売会社: 廣済堂出版
• 発売年月日: 2011/12/17
• JAN: 9784331515792

商品レビュー

2012/03/29

ナダールの穴でブレイクした長沼毅の新書。前半は非常に面白く、学生時代にこの人に出会っていたら生物学にもっと興味を持てたろうにと思うほど。ただ、後半はやや共感できない。この本のテーマ自体があまりよくなかったのでは。

2012/01/27

面白くて一気に読んでしまった。もったいないからゆっくり読めよ！と思うんだけど。。。
面白かったけど星が少ないのは、おすすめな本じゃないから。。。この著者の方は存じ上げませんが、少なくともこの一冊だけでいうと、かなりの過激派。
この本の骨子としては、
・ちょっと環境が変わっただけで滅びるようなよわっちい種は、滅びればいいんだよ、そんなもの。
・これから氷河期来るから、人間はそれに備えて、自らの遺伝子組み換えて「暴力性」を排除し、「協調性」を伸ばして、新しいホモに進化するべき。
まあまあ、この主張自体は、ちょっと過激だけど、そうかもしれない。
でも、なんというか、全体的に、極端すぎるような。。。そして、複雑な事象から単純な結論をすぱっと断定しすぎるような。。。素人なので何とも言えませんが、なんとなく、こいつは信用ならねぇ、という気がした。読み物しては面白いんだけど。