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鞆ノ津茶会記 講談社文芸文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2011/12/12 |
JAN | 9784062901444 |
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鞆ノ津茶会記
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鞆ノ津茶会記
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商品レビュー
3
6件のお客様レビュー
かっこいいなぁ!茶会って。正しいことを語らいながら茶碗酒を飲む。道徳、倫理、いや民族の風がここにあるのかな。人としての風格、土地の歴史か。
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架空の茶会記録という形式をとった小説。前衛的、と呼んでよいと思う。 序文は、地元鞆ノ津の話から始まり、茶会の知識など全然ないという韜晦が続く。本文は、茶会の場所や参加者や道具立ての記録があり、それに参加者の発言がダラダラと続くというもの。10年程度の時間軸で、参加者が少しずつ入...
架空の茶会記録という形式をとった小説。前衛的、と呼んでよいと思う。 序文は、地元鞆ノ津の話から始まり、茶会の知識など全然ないという韜晦が続く。本文は、茶会の場所や参加者や道具立ての記録があり、それに参加者の発言がダラダラと続くというもの。10年程度の時間軸で、参加者が少しずつ入れ替わりながら茶会は続く。茶を点てるだけでなく、肴や酒が出てくるので、現代で言えば飲み会である。同じ話が少しずつ変奏されながら、何回も繰り返される。飲み会の場での話しだから当たり前だ。豊臣秀吉を軸に時代は大きく変わる時期を、一地方に隠棲したりしている武士たちの口を借りて語っていく。 作者晩年の作品だが、実験的ですらあり、なおかつコクがある。
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戦国時代の終わり江戸時代の始まる直前のお茶会日誌。どこまでが著者の想像でどこまでが史実なのかは判然としないが、それは歴史書を読んでも同じことだと僕は思うので気にしない。 ボケた秀吉の話は面白い。興味深い。
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