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見て見ぬふりをする社会
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2011/12/03 |
JAN | 9784309245690 |
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見て見ぬふりをする社会
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商品レビュー
3.8
10件のお客様レビュー
企業における見て見ぬふり。 トップが権力を強めれば強めるほど、周囲はイエスマンになって意見は届かなくなる。 誰も意見を言わないがために、問題は認知されず大きな災害に繋がることも。 権力を持つと自分に似た人間を集めたがる。 不倫をされた夫や妻はそうではないと信じたいがために、明ら...
企業における見て見ぬふり。 トップが権力を強めれば強めるほど、周囲はイエスマンになって意見は届かなくなる。 誰も意見を言わないがために、問題は認知されず大きな災害に繋がることも。 権力を持つと自分に似た人間を集めたがる。 不倫をされた夫や妻はそうではないと信じたいがために、明らかな事実も不倫と認識できない。 黙っていれば問題は過ぎ去ると言う、あり得ない考えに従ってしまうのは楽だか。 脳がコンピューターより優れているのは情報を捨てることができるから。 都合の悪い情報は葛藤を生み出す。 反対意見を出せるのはその訓練のなせる業。 癌になると分かっていても日焼けする。 明らかになっていないと言いはる。 カルト化すると間違う度により信念が強固になっていく。 非常に面白かったが、通勤中に読むには内容がハード。 色々と考えさられた。
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似た者同士の危険 愛はすべてを隠す 頑固な信念 過労と脳の限界 現実を直視しない 無批判な服従のメカニズム カルト化と裸の王様 傍観者効果 現場との距離 倫理観の崩壊 告発者 見て見ぬふりに陥らないために
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見て見ぬふりをする社会 世の中 故意であれ 無意識であれ 見て見ぬふりがたくさんある 見ているけどごまかしてる 見ていないような気になっている 見えるはずなのに見えていない そんなことが事件や、悲しい出来事に繋がったりする 見て見ぬふりによっておこる事件や 社会での現象を事例...
見て見ぬふりをする社会 世の中 故意であれ 無意識であれ 見て見ぬふりがたくさんある 見ているけどごまかしてる 見ていないような気になっている 見えるはずなのに見えていない そんなことが事件や、悲しい出来事に繋がったりする 見て見ぬふりによっておこる事件や 社会での現象を事例をあげて検証 社会にはびこる「見て見ぬふりのメカニズム」 見て見ぬふりの本能的例 ●似たもの同志の危険 人は同じような考えのもの同士で固まっていたいという本能があるせいで、違う種類の人々や価値観や経験に触れることが少なくなる。ゆっくりと、だけど、確実に、自分の知っていることだけに集中し、他の全てが見えなくなっていく。視野が狭くなり、居心地のよさを自身を感じ、目の前の世界は縮んでいるのに、たくさんのものが見えて いる気分になる。 ●愛は全てを隠す 自分のアイデンティティと安心は愛している相手次第のことが大きいので、それを脅かすようなことはどんなことでも望まない。愛するものが崩壊される怖さ、自分を認めてくれる相手が、自分を見なくなる怖さがある、だから、批判的、否定的に考えられなくなる。 ●過労と脳の限界 人は予想しているものを見て、予想していないものは見えない。疑うより信じるほうが、脳のエネルギーを使わないで済むので、疲れていたり、なにかに気をとられていると人は騙されやすくなる。 偏見はすばやくエネルギーを使わずに出てくるので、疲れている自分にとって 心地よいとわかっている情報を選び勝ち。 新しい情報や、矛盾する情報を検討するより、偏見や既に知っている意見や人々頼る・・・そのほうが脳がラク。睡眠不足や、働きすぎの場合、論理的に考える能力、判断力、正しく人道的な決定を下す能力、結果や複雑な事柄を理解する能力を失っている。 ●現実直視しない 誰もが見て見ぬふりをしたくなる、無視していればなくなるのではないか、そう願ってしまう。単なる希望的観測ではなく、その脅威自体が存在しないなら、それと戦う必要がない。現状を変えたくない、葛藤を避けたいという思い。~現状の罠~ すべてを現状のままにしておきたい、変化を起こすより、容易でリスクが少なく感じられ、精神的感情的エネルギーを使わないで変化を好むものはいない。 ●無批判な服従のメカニズム 集団によってしかなしえることができない、安全と特権を確実化にするためには、個人がある程度犠牲なるのはいたしかたない、という心情。複数の人が協力することで、ひとりよりもはるかに大きなことが成し遂げられるので、影響力を持つためや、なにかを達成するためには 進化上の生存のためにも、自らの意思で自主性を犠牲にする。 ●傍観者効果 人は集団になると、悪い出来事を目撃しても、まるで何も見ていないかのように行動する。その出来事の中での、自分の役割が良くわからない、なにか対応が必要なほどひどい状態でなければいいなぁ、放っておいてもなんとかなる、自分が誤解しているだけ、反応したら衝突になる、慌てて駆けつけたらば馬鹿みたいに見られる。そんなことが妨げになっている。その結果、加害者やいじめっこは、自分達の行動が傍観者に受け入れられていると考えてしまう。 なんか違和感はあった 確かにおかしかった だれかがどうにかしてくれると思った 大丈夫だろうと思っていた どうにかなると思っていた どれも後の祭り 見て見ぬふりに思い当たることが多くある 見て見ぬふりは誰にでもおこること 人間の本能的なものだと認識しつつ 自分の意思で行われていると自覚すること そしてすごくキケンなことであると理解すること なにか勇気を持って一歩が踏み出すことができるのかも それにしても人間は都合よくできてると思ってしまった
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