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福島に生きる 双葉新書

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2011/12/01 |
JAN | 9784575153866 |


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商品レビュー
3.9
7件のお客様レビュー
東日本大震災後の福島に住み続けるとはどういうことか。放射能にどう向き合うべきか。これは芥川賞作家であり、また福島県で現役の住職である筆者の説くこれからの東北、日本に対する提言と祈りの書であります。 これは、芥川賞作家であり、また福島県で現役の住職である筆者があの3・11の大震災...
東日本大震災後の福島に住み続けるとはどういうことか。放射能にどう向き合うべきか。これは芥川賞作家であり、また福島県で現役の住職である筆者の説くこれからの東北、日本に対する提言と祈りの書であります。 これは、芥川賞作家であり、また福島県で現役の住職である筆者があの3・11の大震災のさい、また原発事故で故郷が危機にさらされる中で、何を感じ、何を祈ったのか。それを綴った記録でございます。現在も筆者は原発から西45キロに位置する福島県三春町の寺に住んでいるのだそうです。 その筆者がこれからの東北やこれからの日本に対する思いがこの一冊の中にこめられていて、ページをめくる手が読んでいて時々止まったことを覚えております。今、これを書いているときも筆者の声を聴きながら書いているので、その思いもひとしおでございます。 全体を通して貫かれているものはこの惨禍に見舞われていても自分は『福島に生きる』という決然たるものがありました。中央の政治エリートと、現地での復興に対する考えの『差異』や今後の東北に対する構想に関する箇所も宗教家・文学者である筆者だからこそのもので、ここに書かれていることは被災地からの視点から綴られた貴重な提言であると思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
福島県にある臨済宗のお寺の住職が書いた本。買ってから知ったけど、どうやら政府の復興構想会議の委員も務めておられた(おられる?)ようです。 坊さんなのでもうちょっと悟った感のあることをこれ見よがしに書いてるのかなーと邪推しながら読んでみたら、結構な具合に政府と東電に恨みごとと不満をぶつけていて(そう主張するだけの正統性は、当然あるとは思うけど)、逆に親近感が湧きました。あ、そーゆー捉え方をしちゃってもいいんだねやっぱり、って感じで。むしろ殺処分される牛と、内部被爆している可能性のある被災者とを同じレベルで並べて話をしているあたりに、仏教の僧侶としてのプライドというか、正確なものの見方をしてるんだな、と感じました。 放射線について教育の現場でもっとしっかり触れて正確なことを学ぶべきという論には賛成。臭い物に蓋のやり方は、あと20年もすれば死ぬ今の政治屋ならやってもいいかもしれないけど、これからの世界を担う子ども達に、そういう歪んだエゴを押しつけることはない。知るべきは知らないと。
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多くの悲劇を生んでしまった原発問題。私も福島県出身で、親の仕事の関係で幼稚園まで、そして中学から高校卒業までを福島で過ごした。実家があるわけではないのだけれど、多感な時期を過ごしたため自分にとっては間違いなくふるさと。自分も湾岸で被災したためではあるが、福島には何も出来ていないこ...
多くの悲劇を生んでしまった原発問題。私も福島県出身で、親の仕事の関係で幼稚園まで、そして中学から高校卒業までを福島で過ごした。実家があるわけではないのだけれど、多感な時期を過ごしたため自分にとっては間違いなくふるさと。自分も湾岸で被災したためではあるが、福島には何も出来ていないことが気持ちを重くしている。 作者の玄侑宗久さんは高校の先輩。3年先輩なので同じ時期に通ったわけではないが、気になる作家だ。 「アブラクサスの祭り」という映画を見た。玄侑さんのお寺を舞台にした映画。 本書を読みながらその映画の風景を思い出していた。 福島に生きるという事はフロンティアスピリッツを獲得して行く事に違いない。 生きて行く意味は「大いなる命の流れに身を任せながら無常を楽しむ事だ」 梅原猛先生の「この災害は天災であり、人災であるが、『文明災』だと思う」という言葉。 復興はもちろん重要だけど、新しい何かを生み出して地球のモデルになることが意味付けられていると思う。 そんなお手伝いを何かやりたい、と考えるきっかけとなる。
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