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平和主義ではない「脱原発」 現代リスク文明論
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2011/12/05 |
JAN | 9784163748900 |
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平和主義ではない「脱原発」
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原発事故を想定外としてゐた日本。筆者は、もっと重大な「戦争」を想定外としてゐる日本には原発を運営する資格はないと論ずる。所謂保守派の論客の中でも特異な議論を展開してゐる。 「核ミサイル搭載の原子力潜水艦を自らの手で作ってから(=憲法改正)、その上で原発を手掛けるというのが物事の順...
原発事故を想定外としてゐた日本。筆者は、もっと重大な「戦争」を想定外としてゐる日本には原発を運営する資格はないと論ずる。所謂保守派の論客の中でも特異な議論を展開してゐる。 「核ミサイル搭載の原子力潜水艦を自らの手で作ってから(=憲法改正)、その上で原発を手掛けるというのが物事の順序ではないか。」但し方法論としては、「日本はすぐ(原発を)全廃する必要は必ずしもない。時間をかけてゆっくり対応していけばよい。」 科学的論拠は小出裕章氏によってゐるのも面白い。 『「反原発」の不都合な真実』、『原発のウソ』『平和主義ではない「脱原発」』の三冊を連続して読んだが、益々自分の頭が混乱して整理が付かない状態である。
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本書の著者は、代表的な保守系論客である。本書を読んで、反原発はとうとう「左」の人々のみのものではなくなったのかとの感慨をもった。 本書の内容は、至極当然のもので説得力あるものだとの思いを持った。本書は言う。「原発事故の恐ろしさそのことではなく、それを扱った人々、中枢にいた人間...
本書の著者は、代表的な保守系論客である。本書を読んで、反原発はとうとう「左」の人々のみのものではなくなったのかとの感慨をもった。 本書の内容は、至極当然のもので説得力あるものだとの思いを持った。本書は言う。「原発事故の恐ろしさそのことではなく、それを扱った人々、中枢にいた人間像、必ずしも政治家だけではなく官僚、学者、企業幹部等の信じられないほどのあまりのお粗末さ」。まったく同感する。今まであの連中に原発のような危険な巨大技術を任せてきたのかと思うと唖然とした人は多いのではないか。 本書では、原子力安全委員長・斑目氏のYou Tubeでの発言を引用している。「廃棄物の最後の捨て場を引き受けてくれる自治体はあるのかと言う質問に答えて、『お金ですよ。最後はお金です。ダメといわれたら2倍にすればよい。それでもダメなら、結局はお金ですから、5倍にして、否という人は一人もいません』」なんとグロテスクな発言でないか。 著者は、放射性廃棄物について「美しく保存されるべき豊葦原瑞穂の国を何万年にも、何十万年にもわたり汚染」「日本民族の大地を永久に汚すこと」ときびしく非難しているが、まったく同感する思いがした。 代表的な保守系論客ですら、もうこんなアピールをするとは、福島原発事故は時代の転換点なのかもしれないと痛感した。 しかし、西尾氏はたしか「日本が核武装するべし」との論者であったように記憶しているがその主張との整合性はどうなのかとも思った。本書は、著者の他の著書も読んでみたいと思える良書であると思う。
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ほしゅ系おじいさんによる「なぜ原発はダメか」というしゅちょう。 「エネルギーもんだいをイデオロギーでかんがえるのではなく、ごうり的にクールにかんがえよう」とか。 これがじつに微笑ましい。ほしゅ系のおじいさん「でも」かようにクールなかんがえができるのか。よくできたね☆ということで☆...
ほしゅ系おじいさんによる「なぜ原発はダメか」というしゅちょう。 「エネルギーもんだいをイデオロギーでかんがえるのではなく、ごうり的にクールにかんがえよう」とか。 これがじつに微笑ましい。ほしゅ系のおじいさん「でも」かようにクールなかんがえができるのか。よくできたね☆ということで☆を2つあげましょうといったカンジです。
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