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深沢七郎外伝 淋しいって痛快なんだ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 潮出版社 |
発売年月日 | 2011/12/03 |
JAN | 9784267018893 |
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深沢七郎外伝
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深沢七郎外伝
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光文社の編集者として深沢七郎と交流のあった著者による深沢の生涯と死後のエピソードを綴った本である。著者は独自の深沢七郎観を押しつけることなく、出来るだけ多くの人々の証言を集め、淡々と記述している。まず、その態度に好感が持てた。 嵐山光三郎によれば「深沢さんはアクマのようにすて...
光文社の編集者として深沢七郎と交流のあった著者による深沢の生涯と死後のエピソードを綴った本である。著者は独自の深沢七郎観を押しつけることなく、出来るだけ多くの人々の証言を集め、淡々と記述している。まず、その態度に好感が持てた。 嵐山光三郎によれば「深沢さんはアクマのようにすてきな人でした。」となる。 この本の三分の二までは、深沢の生涯を順を追って紹介し、少し偏屈だけれど「すてきな人」である。ところが、深沢の死後のエピソードになると、「アクマのように」の部分が現れる。それは、深沢自身のこともあるが、深沢七郎の毒性を消化しきれなかった人々の不幸として現れる。生前のエピソードはこれまでも知っている話が多かったが、正直なところ死後のエピソードの話が圧倒的に面白かった。登場人物それぞれに発言させれば、別の見方も出てくるだろうが、これも、深沢という稀有な作家の存在価値であろう。 もう一つの発見は、深沢文学の理解のためには、彼のギター音楽の理解が必要らしいことだった。この部分の理解は私には困難だろうが、いずれにせよ興味の尽きない人物である。
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GUEST 060/女優・吉行和子:スミスの本棚:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京 http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/blog/smith/2012/07/post131936.html
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