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謎手本忠臣蔵(中) 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2011/11/29 |
JAN | 9784101330549 |
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謎手本忠臣蔵(中)
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「神君家康の密書」繋がりで赤穂事件と関連させるとは…。そして、密書伝奇を内匠頭の心痛の原因と結びつけるのは、良くも悪くもらしいなぁという気がする。そして、忍の活用が実に著者らしいが、内蔵助と逢瀬を交わす浮橋(くのいち)が本巻の段階では機能しているとはいいがたい。それと桂昌院従一位贈号をめぐる吉良の暗躍と内匠頭の批判・討論と、「遺恨覚えたるか」との結び付けには、説明不足・描写不足は否めないかも(仮説の意味としては別儀)。内蔵助山科隠遁から吉良討入りの決意表明まで。
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上巻も面白かったが、中だるみしそうな中巻もまた面白かった。謎が少しずつ解き明かされていき、ちょっと黒だった内蔵助が、どんどんかっこよくなっていく。台詞を読むとき、なんだか中村吉右衛門の声で聞こえるから不思議(笑)
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上中下の中巻。いよいよ大石内蔵助が、江戸城松の廊下の刃傷事件の真相にせまる。浅野内匠頭が吉良上野介を切りつけた理由が、徳川綱吉の生母、桂昌院の従一位問題と深く関連していることに気づき、内蔵助の討ち入りの決意が不動のものとなる。有名な「田舎大名が」の吉良のセリフはここにあったか!物...
上中下の中巻。いよいよ大石内蔵助が、江戸城松の廊下の刃傷事件の真相にせまる。浅野内匠頭が吉良上野介を切りつけた理由が、徳川綱吉の生母、桂昌院の従一位問題と深く関連していることに気づき、内蔵助の討ち入りの決意が不動のものとなる。有名な「田舎大名が」の吉良のセリフはここにあったか!物語は討ち入りに向けて大きく動き出す。神君家康の密書も気になるな。
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