クリーニングのももやまです おはなしルネッサンス

蜂飼耳【作】, 菊池恭子【絵】

• 販売会社／発売会社: 理論社
• 発売年月日: 2011/11/21
• JAN: 9784652013281

商品レビュー

2024/11/10

川の近くで代々つづくクリーニング店の店主ももやまさんと、ふしぎな客たちの物語。
『ハナさんのおきゃくさま』のような昔ながらの雰囲気で途中まではとても良かった。

一話ごとの質にムラがあり、途切れるような終わりかたもあるけど最終話でその後がくるかと期待していたらとんでもないとこに投げられた。
おしごとものとしてすすんでいたのにその悪行はどうなの。天人女房ですらなかった。
仕事を裏切っちゃいかん。

ももやまさんのその後を想像に任せるのはともかく人魚は？嬉しそうに預けたのに。タイヤの助けで泳いでるのに。
トラの心配はできてたのにな。

あとがきも良いこといってるっぽいけどこの展開のあとだと嫌だ。
大人も子どももより道していいしより道が大事なのはわかるけどより道のために無関係な他者を犠牲にしてるからモヤモヤする。
低学年向けの児童書でなければまだ良かったけど。

関係ないけどももやまさんのイラストがおじゃる丸のケンさんっぽくて、自分探しに説得力を感じてしまう。

2012/05/09

お仕事嫌いだったんですか？
好きな仕事でも、ずっとやってると疲れちゃうのかな。

そうね、そういわれると、仕事に対する一生懸命さは伝わってきても、喜びは伝わってこなかった。
蝶のあたりから、少しづつ考えていたのかもしれない。

でも、やっぱり、人魚は危険だなぁ。

2011/12/28

短いファンタジーが６話。
最後にお店を休んで旅に出た（？）ももやまさんのその後が気になります。
小学校中学年から。