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会社経理入門 日経文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2011/11/17 |
JAN | 9784532112523 |
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○難しい会社経理を平易に理解してみよう(※実務担当者向け) この本の見返しに、"経理部門は、全社的な経理情報を一元管理し、会社をバックアップする重要な業務を担っています。"とある。 経理はただ机に座ってお茶屋お菓子ばっかり食べて・・・なんていう印象をお持ちの方...
○難しい会社経理を平易に理解してみよう(※実務担当者向け) この本の見返しに、"経理部門は、全社的な経理情報を一元管理し、会社をバックアップする重要な業務を担っています。"とある。 経理はただ机に座ってお茶屋お菓子ばっかり食べて・・・なんていう印象をお持ちの方もいるだろうが、そうではない。大変な重責を担っているのだ。 また、経理部門に配属されて「飛ばされた」と感じる方、実はそうではない。たくさんの取引先への支払や、複数の社員の動向をつかむには経理というポジションが意外と一番情報が集まる場所でもある。(もちろん、私的に情報を流布することはいけないですが。) そんなモチベーションを作ったら、あとは超実務的に経理の仕事について解説してある。終始平易に語られるので理解しやすい。もし可能であれば、自分の会社の状況と照らし合わせながら読み進めていけるとなお理解は高まる。 この本の課題点は、仕訳と損益計算書・貸借対照表の作成のされ方について詳細に記載がないことである。ここは仕方がない。紙面の都合もある。簿記を勉強されるか、伝票式会計等経理実務に関する書籍を読まれたい。また、消費税がまだ8%になっていないなど、改正点があると思われるのでそれを理解しながら読まれたほうがよいだろう。 なお、この書評の筆者は再読する直前まで缶詰めで経理研修に行っており、久しぶりにこの本を発見したら面白かったので書評として自分の気になった点をまとめたのである。また、株式会社ではなく某非営利法人に勤めているので、一般的な書評として読まれたい方はあまり内容についてネタバレが多かったり関心事が別のところにあったりすると思われるので、以下を参考にするのは避けられたい。 >p54 ・連結決算は、グループ会社の決算書を単純に合算したものではない! 親会社から子会社に商品を下した場合、親会社の売り上げと子会社の仕入れ高は相殺され、親会社が上げた利益は、子会社の在庫高の中に含まれるものの真に顧客からもらった利益ではないので「未実現利益」となる。 >p63 月次決算はできるだけ早めに。月次で経営状況を把握し修正することが可能になるわけなので、翌々月にならないほうが望ましい。 >p71 監査役監査は、会計監査人がいる場合はいる場合は会計監査報告を会計監査人から聞き、そのほかの業務監査を担当すればよい。内部監査と類似する点もあるが、内部監査が社長のための各部門の業務執行状況の把握である一方、監査役監査は株主のための取締役の業務執行状況監査である点が異なる。 会計監査人監査→会社法、金融商品取引法 監査役監査→会社法 内部監査→社内規程 >p171 内部統制についての記述。諸規定の整備、内部監査
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